西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

春日山原始林周りを16kmほど歩く-2豊かな樹林

2005-11-14 | 2005年4月以降(平女、高槻、学研都市等)
私は、原生林と言うと(ここでは「原始林」と言っている)、この5月に由良川上流の京大芦生原生林に行ったことがある。京大建築学科卒業41周年の同期会ツアーだった。そこでも体験したが、ブナ科の樹木を中心に高中低の多様な樹木が鬱蒼と生えていて、見事に空間を住み分けていた。春日原始林でも同じ印象を受けた。元々ここは春日大社の背後にあり、春日大社の「神域」だった。400メートル台の山である。山道を若草山頂上を目指してゆっくり説明を聞きながら2時間かけて登った。アセビ、イロハモミジ、イヌガシ、ナギ、モミ、ウラジロガシ、カゴノキ、カヤ、イチイガシ、ヤマザクラ、ツクバネガシ等々が生えている。巷の雑音が消え、小鳥達の鳴き声を聞きながら、木漏れ日の中を進むのは誠に気持ちが良い。森林浴とは、こういうのを言うのかな、とも思った。
思い出し:抱きつきしブナの大木温かき 市路(5月の芦生原生林にて)

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