西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

百歳(ももとせ)の気色(けしき)を庭の落葉哉 (住まいと庭(3))

2005-06-30 | 住まい・建築と庭
直前に紹介した句の一つ前(『芭蕉俳句集』733番、岩波文庫)に表題の句がある。ここでは、逆に百年も経った庭の落葉に感慨をもよおしている格好である。住まいの様子は、この句では直接に分からないが、やはり古びたものに違いない。庭を含む住環境は、こういう自分が死んだ後の百年後までも想像して創造することが肝要ということに違いない。

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