西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

三宅 醇著『考古学ノート』を見る

2011-01-26 | 諸先生・諸先輩・同輩・諸後輩の思い出
京大・建築学科で1年先輩の三宅 醇さん(豊橋技術科学大学名誉教授・東海学園大学教授)から最近まとめられた『考古学ノート』が送られてきた。

これは、7年ほど前に豊橋技術科学大学を65歳で定年退官してから、少年時代の研究の夢「考古学」に取り組まれた記録である。

「考古学発掘」や「考古学」そのものではなくて、副題にもあるように「―考古学遺跡と資料館訪問のすすめ―」である。

A4版で128ページの力作である。三宅さんは、あちこちに出歩いて、地の住宅を研究し、地の文化を楽しみ、地の酒をこよなく愛する先輩である。

こういう「ねちねちした」記録は、すでに「自分史」として2冊発行しておられる。

私も「出歩く遊動生活」は好きである。だが最近は「地域にとどまる定住生活」に甘んじている。三宅 醇さんにあやかってうごめきだしてみたいなあ。