西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

「けいはんな市民雑学大学」今日オープン

2008-03-29 | 文化論、科学・技術論
世界最新の「大学」が「けいはんな学研都市」で今日オープンしました。
私が言おうと思っていたのに友人のFUTANさんが先を読んで、そのことを指摘しました。

「けいはんな市民雑学大学」です。http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/330ca293164bf997973d4107fcaa409f
明日になると「最新」でないかもしれませんが、今日の14時に産声を上げた当大学は現時点で最新と思います。

実は、その大学の「初代学長」が私なのです。私は既存大学の学生部長、学部長、副学長はやったことがあるのですが、学長は初めてなのです。それも世界最新の大学の・・・です。しかも、国公立でも私立でもなく「市民立」の新しい大学なのです。力不足ですが、宜しくご支援ください。

ところで世界最古の大学は、ヨーロッパでは、イタリアのボローニア大学で11世紀、アジアではインドのナーランダ大学で5世紀、日本では9世紀の空海による種智院大学のようです。

で、我々の「けいはんな市民雑学大学」は世界最新なのです。今しかいえませんね。

今日の初代市民教授は小芝ルリ子さんで62歳、ハーブ園経営のハーブ研究家、講演家、絵本作家等々を自ら切り開いてきた。今日は、その体験談をたっぷり聞いた。普遍的なことも色々あった。

とにかく「やりたい」と思うことに軽やかに第一歩を記せば良いという考え方だ。今後、定年を迎える男女に示唆を与える「一言」ではなかろうか。

とにかく「サイは投げられた」、この大学を強い子に育てていこう!皆様の協力をお願いします。


遥かに遠い日本の皆様、こちらはヘルシンキであります

2008-03-29 | 金沢の思い出
北欧フィンランドのヘルシンキで夏季オリンピックが行われたのは、1952年7月19日から8月3日までである。昭和27年、私は小学校5年生だった。一回前のロンドン大会には日本は戦後すぐで、参加できず、このヘルシンキ大会が日本が戦後初めて参加の夏季オリンピックだった。

当時は、まだテレビ放送は正式にスタートしておらず、ラジオ放送だけだった。NHK派遣のスポーツアナウンサーは志村正順さんが中心だった。1学期の終わりから夏休みにかけてに時期だが、時差の関係で実況放送は、深夜から早朝にかけてもあった。私は、四畳半の茶の間の金庫の上に「鎮座」していたラジオの前で耳をすまして聞いていた。志村アナの「遥かに遠い日本の皆様、こちらはヘルシンキであります」と電波加減で大小に上下する声で始まる放送を熱心に聞いていた。

この頃に、スポーツアナウンサーになりたい、と思っていたのではないか。中学3年生の時にNHK金沢放送局(JOJK)が募集した少年スポーツアナウンサーに応募したのも、そう思っていたことに関係があろう。

ずっと後、1983年、イギリス留学からの帰り道でヨーロッパを回ったが、その時に、ヘルシンキにも行って、オリンピックスタジアムに行き、高い塔にも登った。
「ああ、志村さんはここから放送していたのだな」と感慨深い気分だった。
(写真は、ヘルシンキのオリンピックスタジアム)

ガソリンの暫定税率

2008-03-29 | 時論、雑感
とにかく分かったようで分からないのが、この「暫定税率」、3月31日で期限切れで4月1日から「元売り」ガソリンは暫定税率分だけ値下げになるようだ。

だから直接ガソリンスタンドでの値段に反映するのにはタイム・ラグ(時間的遅れ)が発生するが、お客は4月1日から値下げと思うだろう。事実、家では妻が最近ガソリンを入れに行ったようだが、何時もは「満タン」なのに、今回は10リットルにしておいた、と言っていた。明らかに4月1日から値下げと思っている。

で、単純に考えるとガソリンが値下げになるのは、庶民は歓迎だろうが、暫定税率廃止は今回成立の予算を支える税収全体に「穴」をあけるのは事実で、これをどうするのか、道路特別会計はどうなるのか、大きな山が次に見えているが・・・。