現像は弱いが、震源の状態は多くの地域でリスクの高い状態を示す。この結果震度4まではいつ起きてもおかしくない状態が続く。昨日は、ワンデーの更新後に熊本地方に震度4が起きた。過去のパターンではスイッチが入ったことになる。幸い条件の一部が一致しないために大きな地震にならないが、条件さえ一致が起きればM7以上の可能性はある。この条件一致が無ければM7に近い状態が起きることになる。今後の展開に関しては、きわめてリスクの高い状態になったと判断している。フィリピン海上にある熱帯低気圧が台風に変化した。今後北上してくるが、北上に伴い梅雨明けしていない地域に梅雨が明ける。やっと近畿・中部・東海は昨日梅雨明けをしたが、同時に地震の季節を迎える。今年は、例年と違い現象が弱い状態で起きている。規模の大きな地震がないが、本当に条件一致しないことに感謝である。この状態がこのまま続くとは考えがたい。黒点も弱い。太平洋高気圧も弱い。これから滋養気象を迎えるのだろう。冷夏は、いよいよ本番になっていく。