素焼きした木地を仕事場へ少しずつ運んだり、夏に使った割型を片づけたりしているところです。
このところ茶ぶちさん親子がよくやってきます。
十五夜さんに見なれた眼で見ると、ふたりとも体の大きなこと、、。そして辺りを威圧するほどの貫録に改めて感心してしまいます。さすが街の猫さん。
手前が茶ぶちさんのお母さん。奥で簾の子で爪研ぎしているのが娘。娘さんは今年で2つだったか3つだったか、、。生れて間も無い頃、お母さんがまだ小さかった娘さんを咥えて、この部屋のキャンバスの隙間の迷路へ置いていったことがありました。ここなら安全だと思ったのでしょう。作業中なら一向に構わないのですが、部屋を施錠しなければならない時にはよく困ったものでした。今はもうお母さん以上に大きくなってしまいました。鼻の横にぶちがあるのが特徴です。性格はお母さんほどには積極的ではなくて、とてもきれいな声をしています。
ふたり並んでみると「ザ・ピーナッツ」か「リンリンランラン」?というよりこの貫録だと「こまどり姉妹」といったところでしょうか?しかし親子です。
物を探している間に、しろちゃんがやってきて部屋の中を探検し始めてしまい、、。すぐに自宅へ帰って、ご飯を食べようと思っていたのですが、しまいには、奥のほうでしろちゃんがすっかりく寛いでしまって、、。
ここの部屋は物がたくさんあって、、学生時分に描いた習作だとか古いキャンバスや木枠、イーゼルなどが押し入れに入りきらずに重なり合っているので、その隙間は猫さんにとっては楽しい迷路、あるいはジャングルみたいなのでしょう。 茶ぶちさんが小さな子供を咥えてきて、迷路に置いていったり、黒ぶちさんも迷路が大好きでした。
こっちはお腹が空いて辛いのですが、せっかく遊びに来てくれたお客様を追い返す事もできず、しろちゃんが自分から外へ行くまで待っていました。
十五夜の猫さんのことが気になって夜分にまた来てしまいました。
来たすぐにはいなかったので、ああやっぱり、、と思って帰ろうとしたところ、背後から走り寄って来てくれました。
どしゃぶりや気温のことでひどく(勝手に)心配していたので、無事でよかった~。
お腹空いてる?と聞くと返事をしてくれます。早速差し入れ。夢中になって食べていても、話かけると食べながらも相槌を打ってくれます。
以前は飼われていた猫さんなのでしょう。捨てられてしまったのか?
街中の猫さんだと雨を凌ぐところがあるのですが、ここでは心配。でも余計なこともできず、、。
せめて一口でも猫さんのお役の立てばうれしい。
いい年したおじさんとしてこういう事をしているのは恥ずかしいことですが、個人のブログとしてうれしいことを書き込むのもまあいいかと、、。
独善的だと思う向きの方もおられるかと思いますがね。
昨晩は月が煌煌としていたのに、今晩はどんよりとした空模様。でもかなり風が吹いているので時折覗いて見えるのではないかと、、。
「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな」
紫式部ではないけれど、月が見えたのはあっという間。急いでシャッターを切って撮影できたのが、この画像です。慌てて撮ったのがありありです。
土手に一匹の猫さん。どうしてこんなところに、、?こちらを見て、みゃーみゃー言っている。お腹が空いているのかな、、、?
急いでコンビニでキャットフードを買ってきて、差し入れをしました。
かなりお腹が空いている様子。土手なので、自動車の危険はなさそうだけれど、これから寒くなっていくと辛いかもしれない、ちゃんと雨を凌げるのかな?とか余計な心配かもしれないけれど、元気でね、、、。と名残を惜しみながら帰ってきました。
見舞いに袋(現・赤羽北)の病院へ。袋という地名は、昔は普通にあったのですが、赤羽北というとどこからどこまで、、、?ちょっとはっきりしない新町名ですね。
昔、幼稚園の頃のおぼろげな記憶では茅葺きの旧家もぽこぽこ残っていた。池袋、沼袋同様、水に関係あるみたいですね。
水神様が保存されていて、解説板には、昔この辺りが新河岸川の船による通運が盛んで、船主たちが無事を願って建立したものであるが、また、上流の秩父地方に大雨が降ると、この辺りはいつも大水に悩まされていたから、後には水難よけの信仰で講もできた云々。
境内の空き缶回収ボックスの上で気持ちよさそうに昼寝していた猫さん。川風に当たって気持ちいいところをお邪魔してしまいごめんなさい。
不審なおじさんにちょっと身構えてしまった猫さんでしたが、また回収ボックスの上で寝ていました。この猫さん、ちょっと「ラスカル」に似ていませんか?