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生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信784 ・日本を「どぎゃんきゃせなならん」という政治家はいないのでしょうか

2011-01-29 06:59:14 | 日記
おはようございます。公明党も「倒閣」へ舵をきりつつあります。6月政変が現実味をもって語られるようになってきました。
生き生き箕面通信784(110129)をお届けします。

・日本を「どぎゃんきゃせなならん」という政治家はいないのでしょうか

 漂流を続ける「日本丸」は、菅船長のもと、難破船の運命が待ち受けている嵐の方向へ向かって進んでいます。いま、「どぎゃんきゃせな」手遅れになります。

 菅首相の「疎い」発言のもととなった格付け会社の日本国債に対する格下げ評価は、黄色信号が間もなく赤信号に切り替わる寸前であることを示しています。日本の国債が暴落すれば、財政破綻が現実化します。その瀬戸際まできています。菅さん自身は毎晩、高級ホテルなどで食事を楽しんでいますが。

 ところが、菅さんは「(国債格付け引き下げの)情報が届いていなかった」ことを言ったのだと恥ずかしげもなく強弁しています。情報がない時は、「私はまだ聞いていませんから、きちんとコメントできません」というものです。日本語では決して「疎い」とは言わないものです。もしそれでもそう言ったのだというなら、それこそ「日本語ができない」ことを自ら証明したことになります。

 あの麻生という元首相ですら、格付け引き下げについて問われた場合、たとえ情報が届いていなかったとしても、「もし引き下げが事実なら、不当な評価であり、日本の財政にも政治状況にも問題はない」と、断固否定して見せるくらいのパフォーマンスは見せたでしょう。政治家はそのくらいの”反射神経”と、常識がなければ務まりません。

 菅さんはいまだに、では引き下げの評価に対してどうコメントするのか、肝心なことは語っていません。つまり、いまだに「疎い」状況を続けているのです。どうにかしてよ、とさじを投げたい気持ちです。

 政治家はどなたも選挙のときは「私が日本を立て直します」と公約をしてくれます。「では、どんな日本にしてくれるのですか」と問えば、必ず「みんなが幸せに暮らせる国にする」と胸をたたいてみせます。

 現在政治の責任を担っている菅首相の場合は、その目指すところが「最小不幸社会」であり、実現する道筋がTPPや、消費税引き上げなのです。それをやるために、国民総背番号制も導入する。政府の検討本部(本部長・菅首相)は昨日、「2015年1月から『共通番号制度』を導入する」という方針を決めました。

 「この国の形」が定かでないまま、菅さんのもとで日本はともかく「監視社会」への道に引きずり込まれようとしています。サイバー・テロ対策の名目で「ネット監視法」の準備も進めています。ジョージ・オーウェルの「1984年」の世界が想定される事態が近付いてきています。

 こうなってくる根本原因は、日本が置かれている大状況が、アメリカの強い影響下にあり、その影響を日本で具体化する財務省を中心とする官僚群が事実上支配しているからです。

 アメリカ政府と日本の官僚のくびきから自由にならなければ、真に独立した誇りある日本を建設することはできません。

 それを「どぎゃんきゃ」できる期待ができるのは、小沢一郎氏くらいしかいません。ところが、そこにはアメリカからの息のかかった検察、あるいは菅首相を筆頭とする現権力群が立ちはだかっています。

 ただ、ほのかながら潮目が変わる気配が感じられるようになってきました。いずれにしても、今年は歴史的な転換点です。うかうかしてはおれません。

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