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生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信773 ・日本に真の民主主義を定着させるにはどうしたらいいのか 

2011-01-18 06:28:48 | 日記
おはようございます。新聞は今日も、「小沢を政倫審に出席させられるか」あれこれ詮索を交えて描きたてています。朝日も読売も、もっと大事な問題がいくらでもあるのに、「小沢問題」は売れるということのようです。てれびでいう視聴率かせぎということでしょうか。となると、それを面白がる観衆がいるということになります。わたしたち自身です。
生き生き箕面通信773(110118)をお届けします。

・日本に真の民主主義を定着させるにはどうしたらいいのか
 支え合い、助け合わなければならない時代に、民主党は岡田幹事長が小沢氏を池に落とし、それを岸から竿でたたいて沈めようとしています。今週中に民主党単独ででも政倫審出席を議決し、応じなければ離党勧告という次のステップへ進む狂気じみた執拗さです。

 検察が二度にわたって「不起訴」にせざるを得なかった案件だから、検察審の結果でも無罪になるのはほとんど明らかです。それを誰よりもよく承知しているのは、菅首相や岡田幹事長自身であり、それに連なるグループの方々です。

 検察審の結果が「無罪」となったとき、どういいわけするのでしょう。菅首相は「それでも政治的責任はある」とでもいい続けるのでしょうか。

 日本の司法制度では、真の民主主義が貫徹せずに、常に裁量がはばを利かせてきました。法治国家とはとてもいえない現実が厳然として存在しています。その意味では「小沢問題」は、「真の民主主義とは何か。どうすれば定着するのか」という問題をクローズアップさせるようになってきています。

 週刊朝日の今週号では、久しぶりに「小沢特集」を組み、その中で「日本に真の民主主義を定着させるにはどうしたらいいのか」などを取り上げています。本日発売のはずですから、ぼくはまだ中身を読んでいませんが、メインのタイトルが「小沢がやれば日本はこうなる」というものですから、ようやく出てきたかという感じを持っています。

 菅政権の幼稚な政権運営に嫌気がさす大方の人は、「小沢氏ならどうするだろう」と思ったはずです。それがようやく活字になり始めた。潮目が大きく転換しつつある気配を感じます。

 「アメリカ様のいうこと第一」ではなく、真の「国民生活第一」に徹して政治を動かせるのは、小沢一郎のほかにいません。それが阻まれているのは、後ろで巨大な影が操っているからです。

 ネット上ではすでに「小沢支持」が圧倒的です。ところが、古い体質の記者クラブメディアは、与党幹部の言や役人の口車に乗るばかりで、自分の頭で判断することを放棄しています。

 生き生きと活力ある日本を作ることは可能です。リーダーのよろしきを得れば、日本はたちまち持てる底力を発揮できるはずです。そのためにも「小沢の登場」が待望されます。