おはようございます。明日は民主党両院議員総会、あさっては党大会です。小沢氏には目に見えない力があります。
生き生き箕面通信766(110111)をお届けします。
・ちゃっかり軍事交流も強化するアメリカ
アメリカのゲーツ国防長官と中国の梁光烈国防相は昨日、北京で会談し、米中軍事交流を持続的で信頼性のある形に強化する考えで一致しました。日本に「中国封じ込め」をけしかける一方で、アメリカはちゃっかり中国と手を結んでいるのです。
ヒラリー・クリントン米国務長官は「銀行に強いことが言えますか」と本音を漏らしたことが、先のウィキリークスで暴露されています。米国債を世界一の規模で購入してくれる中国は、アメリカにとっては財政を支えてくれる「銀行」であり、経済を支えてくれるスポンサーなのです。その中国「銀行」に強いことは言えませんよ、という本音です。
ゲーツ長官の訪中は、18日に迫った胡錦濤国家主席訪米の環境整備という側面が強いと指摘されています。そうした短期の見方もさることながら、長期的には「G2」が具体的に動き出したと見るべきではないでしょうか。これまでの「G7」や「G20」の上に「G2」を置き、世界のルールを米中でリードする、つまり米中で世界を支配する体制づくりが始まったわけです。
その場合の日本の位置づけは、昨日も書きましたが、米国にとっては中国への「かませ犬」です。つまり、日本は前原外相が声高に「中国は脅威」と、まるでスピッツそこのけにキャンキャン騒ぐようけしかけておく。アメリカにとって、日本が中国と仲良くなることは決して好ましくない。日本と中国が手を結べば、アメリカをしのぐ一大経済圏が形成されるからです。それはアメリカが世界2位に落ちることであり、耐えられない屈辱になります。日中間は離反させておくに越したことはない。これが、アメリカの根本戦略です。
アメリカの属国としての地位を喜々として受け入れる菅政権は、歴史的には、前原という外相を先導役に日本の国益をアメリカに売り渡す役回りだったということになりかねない。
きわめて遺憾なのは、朝日や読売新聞が、その路線を強く支持し国民世論を操作する紙面作りに精を出していることです。日本の大手マスメディアは、ほとんどすべてアメリカにマインドコントロールされる段階に達してしまいました。目が覚めません。
かろうじて、インターネットの世界が「正気の日本」を保つ役割を果たしています。今週は「ネットの正気」が、民主党大会に反映されるか、ひとつの山場を迎えようとしています。
生き生き箕面通信766(110111)をお届けします。
・ちゃっかり軍事交流も強化するアメリカ
アメリカのゲーツ国防長官と中国の梁光烈国防相は昨日、北京で会談し、米中軍事交流を持続的で信頼性のある形に強化する考えで一致しました。日本に「中国封じ込め」をけしかける一方で、アメリカはちゃっかり中国と手を結んでいるのです。
ヒラリー・クリントン米国務長官は「銀行に強いことが言えますか」と本音を漏らしたことが、先のウィキリークスで暴露されています。米国債を世界一の規模で購入してくれる中国は、アメリカにとっては財政を支えてくれる「銀行」であり、経済を支えてくれるスポンサーなのです。その中国「銀行」に強いことは言えませんよ、という本音です。
ゲーツ長官の訪中は、18日に迫った胡錦濤国家主席訪米の環境整備という側面が強いと指摘されています。そうした短期の見方もさることながら、長期的には「G2」が具体的に動き出したと見るべきではないでしょうか。これまでの「G7」や「G20」の上に「G2」を置き、世界のルールを米中でリードする、つまり米中で世界を支配する体制づくりが始まったわけです。
その場合の日本の位置づけは、昨日も書きましたが、米国にとっては中国への「かませ犬」です。つまり、日本は前原外相が声高に「中国は脅威」と、まるでスピッツそこのけにキャンキャン騒ぐようけしかけておく。アメリカにとって、日本が中国と仲良くなることは決して好ましくない。日本と中国が手を結べば、アメリカをしのぐ一大経済圏が形成されるからです。それはアメリカが世界2位に落ちることであり、耐えられない屈辱になります。日中間は離反させておくに越したことはない。これが、アメリカの根本戦略です。
アメリカの属国としての地位を喜々として受け入れる菅政権は、歴史的には、前原という外相を先導役に日本の国益をアメリカに売り渡す役回りだったということになりかねない。
きわめて遺憾なのは、朝日や読売新聞が、その路線を強く支持し国民世論を操作する紙面作りに精を出していることです。日本の大手マスメディアは、ほとんどすべてアメリカにマインドコントロールされる段階に達してしまいました。目が覚めません。
かろうじて、インターネットの世界が「正気の日本」を保つ役割を果たしています。今週は「ネットの正気」が、民主党大会に反映されるか、ひとつの山場を迎えようとしています。