おはようございます。実に粘り強い、鮮やかなPK戦でした。勝てなかった韓国を下しての「ドーハの勝利」。GK川島が光ってましたよね。若人が頑張る姿には勇気づけられます。
生き生き箕面通信781(110126)をお届けします。
・小沢氏の証人喚問は実現困難に
菅、岡田氏ら民主党最高幹部の「小沢切り」に対する決意と執拗さには、並々ならぬものがあります。朝日新聞や読売新聞は、その動きを歓迎し、強力に支持しています。検察審による「強制起訴」が決まると、ただちに「離党、さらには議員辞職」の大キャンペーンを展開すべく手ぐすね引いて待ち構えています。おそらく「小沢強制起訴」と目をむくような超特大活字で「号外」も出すのでしょう。
そうした大きな流れに竿さす動きが出てきました。
国民新党と社民党が昨日の定例幹事長会談で、「民主党の小沢一郎・元代表に対する証人喚問には応じない」という方針で一致し、民主党に伝えたのです。会談で、国民新党の下地幹事長は、明確に「証人喚問に反対」を表明、社民党の重野幹事長も「証人喚問ではなく、政倫審への出席が望ましい」との考えを示しました。
対象者に出席を強制する証人喚問は、その開催自体が慎重でなければならず、慣例上全会一致による議決を必要としています。したがって、連立を組む相手の国民新と、協力を呼びかけている社民の両党が反対の姿勢を鮮明にしたことは、証人喚問が極めて難しくなったことを意味します。
検察の捜査で2度も「不起訴」になった案件は、余程の事情がない限り検察審でも「無罪」になる可能性が非常に高い事案です。それを国会で「おもちゃ」にするがごときは、国会が自ら省みて恥ずかしい所業であります。
それは、朝日や読売などのマスメディアにとっても同じ恥ずかしい所業であります。にもかかわらず、「小沢有罪」につながりそうな話は針小棒大に伝えてきました。
その一方で、「小沢無罪」につながりそうな話は、無視してボツにするか、扱っても目立たないようにそっと載せるていどでごまかしてきました。本日の国民新、社民党の一致した方針は、菅・岡田氏らの思惑に大打撃になるはずですから、それ相応の大きな扱いをすべきニュースです。少なくとも、なぜ証人喚問に反対なのか、その理由は伝えなければなりません。しかし、その理由は、朝日や読売が立論してきた論拠を批判するものともなるためでしょう、1行も伝えませんでした。
朝日、読売とも「とりあえずの4面」という目立たないページに押し込み、朝日はベタ、読売は「せめてもの2段」という扱いとしました。「何たる偏向!」と言わざるを得ません。
日本は、世界の中でもキラッと光る国を作ることができる潜在能力を多分に秘めています。それを阻んでいるのは、いまや政治であり、マスメディアであることが明らかになってきています。
それだけに、国民新と社民の動きは、光ってみえました。民主党執行部の蹴りこむゴール・キックを、見事に阻むGKのように見えました。
生き生き箕面通信781(110126)をお届けします。
・小沢氏の証人喚問は実現困難に
菅、岡田氏ら民主党最高幹部の「小沢切り」に対する決意と執拗さには、並々ならぬものがあります。朝日新聞や読売新聞は、その動きを歓迎し、強力に支持しています。検察審による「強制起訴」が決まると、ただちに「離党、さらには議員辞職」の大キャンペーンを展開すべく手ぐすね引いて待ち構えています。おそらく「小沢強制起訴」と目をむくような超特大活字で「号外」も出すのでしょう。
そうした大きな流れに竿さす動きが出てきました。
国民新党と社民党が昨日の定例幹事長会談で、「民主党の小沢一郎・元代表に対する証人喚問には応じない」という方針で一致し、民主党に伝えたのです。会談で、国民新党の下地幹事長は、明確に「証人喚問に反対」を表明、社民党の重野幹事長も「証人喚問ではなく、政倫審への出席が望ましい」との考えを示しました。
対象者に出席を強制する証人喚問は、その開催自体が慎重でなければならず、慣例上全会一致による議決を必要としています。したがって、連立を組む相手の国民新と、協力を呼びかけている社民の両党が反対の姿勢を鮮明にしたことは、証人喚問が極めて難しくなったことを意味します。
検察の捜査で2度も「不起訴」になった案件は、余程の事情がない限り検察審でも「無罪」になる可能性が非常に高い事案です。それを国会で「おもちゃ」にするがごときは、国会が自ら省みて恥ずかしい所業であります。
それは、朝日や読売などのマスメディアにとっても同じ恥ずかしい所業であります。にもかかわらず、「小沢有罪」につながりそうな話は針小棒大に伝えてきました。
その一方で、「小沢無罪」につながりそうな話は、無視してボツにするか、扱っても目立たないようにそっと載せるていどでごまかしてきました。本日の国民新、社民党の一致した方針は、菅・岡田氏らの思惑に大打撃になるはずですから、それ相応の大きな扱いをすべきニュースです。少なくとも、なぜ証人喚問に反対なのか、その理由は伝えなければなりません。しかし、その理由は、朝日や読売が立論してきた論拠を批判するものともなるためでしょう、1行も伝えませんでした。
朝日、読売とも「とりあえずの4面」という目立たないページに押し込み、朝日はベタ、読売は「せめてもの2段」という扱いとしました。「何たる偏向!」と言わざるを得ません。
日本は、世界の中でもキラッと光る国を作ることができる潜在能力を多分に秘めています。それを阻んでいるのは、いまや政治であり、マスメディアであることが明らかになってきています。
それだけに、国民新と社民の動きは、光ってみえました。民主党執行部の蹴りこむゴール・キックを、見事に阻むGKのように見えました。