おはようございます。オバマ大統領が胡錦濤中国主席を赤じゅうたん付きの国賓としてもてなす一方、ノーベル平和賞受賞者・劉曉波しに代表される人権問題はほんのさや当て程度にとどめました。国債を大量に買ってもらっている中国には、オバマさんも頭は上がりません。
生き生き箕面通信775(110120)をお届けします。
・沖縄で着々進む新基地建設――朝日も読売も一切報道せず
普天間基地と、その移設先として政府がこだわる辺野古にばかりに目が向けられていますが、その陰で実はアメリカ軍のための新しい基地を日本政府が強引に建設し始めました。地域住民との約束を破ってまで進めるこの工事は、もちろん国民の税金を使うものです。しかし、なぜか日本本土の新聞は朝日も読売も見て見ぬふりでまったくと言っていいほど報道しません。
「高江ヘリパッド基地」ですが、半端な規模ではありません。東京の山手線の内側がすっぽり入る広大な面積。東京ドームにして1675個分の広さです。しかも作るのは沖縄北部のヤンバルの森の中。ヤンバルノ森は、ヤンバルクイナをはじめ、ノグチゲラやヤンバルテナガコガネなど天然記念物や絶滅危惧種が棲むかけがえのない自然が残されている地域です。
そこへ昨年のクリスマス直前の朝6時ごろ、防衛局関係者が工事業者とともにどっと押し掛け、あっという間にフェンスを築いて工事を始めました。住民とは、祝日や深夜などに強引に工事を始めることはないと約束していたのですが、それを一方的に破ったものです。
ヘリパッドは、ヘリコプターの離発着場を意味しますが、このヘリコプターはアメリカ軍自慢の恐ろしい兵器です。オスプレイという最新式の垂直離着機で、従来の軍用ヘリより数倍の積載容量があり、積載兵器やスピードで段違いの能力があるものです。しかし、巨大な図体をほぼ垂直に上昇させようとするので無理がかかり、アフガンなどでも多くの事故を起こしている未完成の部分を残した危険機です。
その訓練場として、アメリカ軍が使おうとしているのがヤンバルの森。オスプレイの専用訓練場としては世界初ともなるだけに、米軍から建設促進を強く迫られたのでしょう。住民の理解を得ながらソフトに進めようとしていた路線をかなぐり捨て、菅政権は”鬼の顔”をむき出しにしました。
それほどまでしてアメリカに尻尾を振らなければ、春の訪米時にオバマさんに申し訳ないということのようです。菅直人首相は、日本国民へではなく、アメリカのオバマさんへランドセルを贈る「伊達直人」になりたいらしい。
菅さんの側はそればかりでなく、この工事に反対の支援を呼びかけた団体を、「工事妨害」の罪で告訴する異常さです。「スラップ」と称する「恫喝訴訟」にまで訴えてでもアメリカ様のために尽くす”空き缶ポチ”の情けなさ。日本の新聞は朝日も読売も、そうしたことを伝えません。お上が嫌うことを忖度して伝えない報道ぶりは、ちょうちん持ちに過ぎず、権力のチェック機関としての役割から元も遠いところにあります。政府のちょうちん持ち、痩躯としての朝日、読売。
政府の半国民的なありようを、おめおめと許しているのは、私たち自身です。
*今朝の「箕面通信」は、昨夜8時から約1時間放映された朝日ニュースターの「ニュースの深層」でフォトジャーナリストの森住卓さんが現地取材を踏まえて報告した内容を基礎に作りました。
生き生き箕面通信775(110120)をお届けします。
・沖縄で着々進む新基地建設――朝日も読売も一切報道せず
普天間基地と、その移設先として政府がこだわる辺野古にばかりに目が向けられていますが、その陰で実はアメリカ軍のための新しい基地を日本政府が強引に建設し始めました。地域住民との約束を破ってまで進めるこの工事は、もちろん国民の税金を使うものです。しかし、なぜか日本本土の新聞は朝日も読売も見て見ぬふりでまったくと言っていいほど報道しません。
「高江ヘリパッド基地」ですが、半端な規模ではありません。東京の山手線の内側がすっぽり入る広大な面積。東京ドームにして1675個分の広さです。しかも作るのは沖縄北部のヤンバルの森の中。ヤンバルノ森は、ヤンバルクイナをはじめ、ノグチゲラやヤンバルテナガコガネなど天然記念物や絶滅危惧種が棲むかけがえのない自然が残されている地域です。
そこへ昨年のクリスマス直前の朝6時ごろ、防衛局関係者が工事業者とともにどっと押し掛け、あっという間にフェンスを築いて工事を始めました。住民とは、祝日や深夜などに強引に工事を始めることはないと約束していたのですが、それを一方的に破ったものです。
ヘリパッドは、ヘリコプターの離発着場を意味しますが、このヘリコプターはアメリカ軍自慢の恐ろしい兵器です。オスプレイという最新式の垂直離着機で、従来の軍用ヘリより数倍の積載容量があり、積載兵器やスピードで段違いの能力があるものです。しかし、巨大な図体をほぼ垂直に上昇させようとするので無理がかかり、アフガンなどでも多くの事故を起こしている未完成の部分を残した危険機です。
その訓練場として、アメリカ軍が使おうとしているのがヤンバルの森。オスプレイの専用訓練場としては世界初ともなるだけに、米軍から建設促進を強く迫られたのでしょう。住民の理解を得ながらソフトに進めようとしていた路線をかなぐり捨て、菅政権は”鬼の顔”をむき出しにしました。
それほどまでしてアメリカに尻尾を振らなければ、春の訪米時にオバマさんに申し訳ないということのようです。菅直人首相は、日本国民へではなく、アメリカのオバマさんへランドセルを贈る「伊達直人」になりたいらしい。
菅さんの側はそればかりでなく、この工事に反対の支援を呼びかけた団体を、「工事妨害」の罪で告訴する異常さです。「スラップ」と称する「恫喝訴訟」にまで訴えてでもアメリカ様のために尽くす”空き缶ポチ”の情けなさ。日本の新聞は朝日も読売も、そうしたことを伝えません。お上が嫌うことを忖度して伝えない報道ぶりは、ちょうちん持ちに過ぎず、権力のチェック機関としての役割から元も遠いところにあります。政府のちょうちん持ち、痩躯としての朝日、読売。
政府の半国民的なありようを、おめおめと許しているのは、私たち自身です。
*今朝の「箕面通信」は、昨夜8時から約1時間放映された朝日ニュースターの「ニュースの深層」でフォトジャーナリストの森住卓さんが現地取材を踏まえて報告した内容を基礎に作りました。