ルノワールの絵の前に立った。
照明が薄暗く、目よりも高い位置にあった。
何だ、これは!
絵から、何かが流れ出し、その部屋に漂っていた。
何だ、何だ、これは、どうしてだ!
今なら解る。
だが、当時は何だかわからなかった。
心臓がドキドキしていた。
ドキドキしていたが、温かい何かだとはわかる。
不安になるドキドキではない。
未知のモノに出会ったドキドキだ。
何だ、何だ?
わからないまま、翌日も行った。
更に翌日も行った。
更に更に翌日も行った。
本物の絵って、こういうのか。
絵は、見るのではなく、感じるモノなのか。
私の目が、やっと開き始めた。
モノは、見るのではなく、感じるのか!
衝撃のルノワールだった。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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