鮮明でない映像だった。
だが、宇宙に出ている人類がいる。
月に降り立った事よりも、宇宙に出られる事に感銘した。
いや、感銘じゃなく、羨み。
羨みでもなく、希望。
空想、妄想は得意な私だった。
宇宙(空間)。
とにかく心惹かれた(今も同じだ)。
現実のベトナム戦争はドロ沼状態。
悲惨なニュースは毎日のようだった。
虐殺、枯葉剤、空爆。
日本が戦争に応援参加する安保条約。
大学生中心のデモもどんどん激しくなっていた。
私の高校も、学生である前に人間だぁ・・・
などと、わけがわからぬ事を言い合う学校でもあった。
もともと質実剛健の硬派系男子高校。
オマケに、ソッチ(反安保)系の先生の島流し先でもあった。
当然、煽られて生徒は安保や反戦に敏感になる。
大学生中心の全学連、やナントカ派に追順したくなる。
純情素朴は、簡単に煽られるのだ。
日和見派の私でも、やはり影響される。
宇宙空間より、デモ隊が気になっていた。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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