記憶力が良かった時期なのか。
毎日が濃かったからなのか。
1969年は、思い出が感覚的だ。
(さらに数年間も憶えているけど)
安田講堂の映像。
美濃部都知事の顔。
ホンダ1300のスマートなセダン。
月面撮影映像。
例えば歌。
今でも、ほぼ、全ての歌を歌手の姿と共に憶えている。
いしだあゆみのブルーライトヨコハマ。
やたら暗い、カルメンマキの時には母のない子のように。
イロっぽいというか、奥村チヨの恋の奴隷。
自分でも弾いた、千賀かほるの真夜中のギター。
フォーククルセイダーズ出身はしだのりひこの風。
トアエモアのある日突然。
青江三奈、森進一、クールファイブ、東京ロマンチカ。
学生だけじゃなく、国民の生命力が高い時だったのだろう。
映画、テレビドラマ、バラエティ、マンガ、ラジオ深夜番組。
どれも、熱気があり、面白かった。
問題だらけ、混乱だらけだったが、日本中に活気はあった。
反骨という意識が庶民国民にはあったからだろう。
不満なのに政治に追順するようでは、生命力も落ちるさ。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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