ある夜、父は三人で宿舎近くを歩いていた。
ヒュルル~
艦砲弾の風音。
そして轟音と閃光。
父は何メートルか吹き飛ばされた。
幸いにも手足が動く。
目も見える。
耳も聞こえるようだ。
フラフラと戻っていくと・・・
空からゲートル(足保護布)だけが降ってきた。
一緒に話をしていた仲間のゲートルだった。
建物か樹か何かが障害物となって父を直撃から守った。
あとの二人はバラバラになった・・・
後に、この二人の影と足音を聞いたという。
まだ、死んだと気づいてないのではないかと。
父は霊を信じる人ではなかったが、実体験だから仕方ない。
戦地では、霊現象は日常茶飯にあったらしい。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します)