水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「母のこと・36」

2011-08-30 20:03:08 | Weblog



朝鮮半島は1950年から3年間、全土で戦場となった。
最初は圧倒的に軍備で勝る北が有利に侵攻した。
南首都ソウルも陥落し、韓国軍は敗退に次ぐ敗退。
ほぼ全土を北朝鮮軍が占め、韓国軍は全滅目前だった。
慌てて国連は多国籍軍を作り(17カ国)韓国を支えた。
だが、それでも北朝鮮軍が有利だったのだ。

ところが、今でも謎とされている空白の3日間がある。
何故か北朝鮮軍は3日間、進軍を止めて何もしなかった。
この3日間で韓国・多国籍軍(アメリカ主軸)が立ち直った。
多国籍軍とはいえ、アメリカ軍は韓国軍の倍の兵力だった。
そして勢力を盛り返して北軍を追いやり、ソウルも奪還した。
双方とも民間兵を募り、全部の人と土地が戦争に巻き込まれた。

更に調子に乗った南軍は北上を続け、北首都ピョンヤンを占領。
逆に北軍を北山間部まで追い詰めた。
当然、戦争で感情に狂った双方の人達は、残虐な行為を繰り返す。
南北のとても多くの民間人が無残にも惨殺されていった。
戦争は狂った状態だから、理性などあるわけがない。
軍は自他国に係わらず、国民を守るはずがない。

        
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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コメント
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