水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「母のこと・29」

2011-08-23 20:32:17 | Weblog



国土も物資も人の命も犠牲にして終戦した。
昭和20年8月15日だった。
母、29歳の時だった。
中国、東南アジアに出兵した人達の終戦はもっと後だ。
ソ連軍に捕虜抑留された日本人は軍民合わせて80~110万人。
記録があいまいすぎて実体がつかめない状態だった。

過酷な労働、虐待での死者は34万人といわれている。
(日露で交わした公式死者は6万人。
双方の政治家の卑怯な利害が一致し、公認は極少となる。
実質は、その後の研究で34万人以上が犠牲者だ)
10年以上経って帰国した人の終戦は20年8月ではないのだ。
(戦争犠牲者は、330万人より遥かに多く増える・・・)

このブログを書くのに、犠牲者数などを調べた。
すると日本はもちろん、各国の為政者達の卑怯ぶりがうきぼり・・・
犠牲者数の誤魔化し、キチンと調べない無責任、他国との口合わせ。
国民を戦地に置き去りにし、犠牲にし、知らん顔を未だに続けている。
調べるほど、ビックリするほど無責任ぶりがみえる。

未だに葬ることさえされてない犠牲者。
その家族に対する補償も、知らない振りを続けている。
国を守れ、といいながら、為政者は国民を守るつもりはないようだ。
政治家でいるなら、過去とはいえ、責任を果たせよなぁ・・・
どの政党でも政治家は皆責任者だぜ。
だから、どの政治家も卑怯者だ。

        
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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コメント
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