午前10時より、里山整備に精を出しました。今日から3日間は板宿八幡神社の厄神さんのお祭り。焚き火用に必要な薪として、切り倒した樹木で薪に適しているものを境内まで運びました。里山整備も目に見えて役立つものです。
午後は、先日の「大人の板宿塾」の講師を務めて下さったakiさんを含めてのグル-プ展を見るため、三宮のギャラリーミウラさんへお邪魔しました。
前回の話でもありましたが、「現代書は口で説明するのが難しい」とおっしゃていたのがよくわかりました。これこそまさに百聞は一見に如かず。見ると聴くとでは大違い。こりゃもう書の範疇を越境しているアートの世界です。
「書」の先入観・イメージは学校で教わった書道で形づけられています。例えば楷書じゃないといけないという型を学ぶと、その型を逸脱するのは勇気が要ります。また、字は人の目を気にしてしまうのも、書道の作品を展示するからでしょう。
しかし、何も学ばず、見るがまま、思うがままに書くあるいは描くと、今日見たような現代書に近づくのでしょう。これこそボーダレス書。作品がカラフルな額に入っていたり、白い字があったり、段ボールなようなものに書かれてあったり、墨象という墨で描く抽象文字だったり、もう書と呼ぶ訳にはいきません。
型を学んで、守・破・離と進み、自分のスタイルを持つんですが、まさに今日見た作品は離レベルの書でした。いやぁ、刺激的な良いものを見ました。感謝!
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