アバウトなつぶやき

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水まつり

2006年07月31日 | じもと
 今日は隣の校区(中学校区内)で行われる夏まつりの日。
 水沢町にある「足見田神社」では毎年7月31日に「水まつり」が開催されます。
 この祭では、「お諏訪踊り」という雨乞い祈願に由来する踊りが奉納されていて、無形文化財に指定されているとか。祭の開催の所以は、昔は川が遠かったこの地域に水を引いた偉人がおり、その治水作業を記念して行われる…などという話を聞きました。詳しい話は郷土史でもお読みくださいませ。(要するに、人づてに聞いたのであてにならん。)

 それなりに耳にする祭なのですが、ワタクシ、嫁に来てから地元の行事に参加した数が少ないため行った事がありませんでした。
 ところが今日は参加。
 しかも、家族と一緒ではなく1人で、しかし団体行動での参加…。

 何かといいますと、今日は午後8時から育成会の関係団体「青少年育成協議会」ってところの運動のひとつ「祭礼補導」というのに出席したからなのです。中学校区内で行われる祭事において、中学生がタバコを吸っていたり夜遅くまで遊んでいないかを監視するという仕事です。
 育成会担当の子供会役員になりますと、色んな団体に出向させられます。今年はワタクシ、この団体の所属になっているのでどの祭りかに出席せねばならなかったのです。
 この担当を決める際、「あのー、補導って何やるんですか?注意するとかえって怖いってこと無いですか?」と、正直に聞いてみました。だって、参加者の大半は女性で、しかも婦人会から出てる人とかっておばあちゃんだよ?平気なの?って思うじゃん。
 そしたらハハハと笑われて「心配要りませんよ。補導と言っても、ちょっと声をかけたりする程度で捕まえたりしません。腕章をつけた人がウロウロしてると気になるでしょ?そういう注意を促すだけですから。まぁ補導というより指導ですよ。」と言われました。ふむ。抑止力ね。言われてみればもっともだけど、あまり役に立たない気もするなぁ…。

 とにかく、場所すら知らないので連れて行って頂かなくてはいけません。よろしくお願いします。
 途中の道には子供が作った行灯風の提灯がぶら下がっているし、この田舎でこれだけの人手なんて地元に愛されている祭だという事が伝わって来ます。
 お囃子の笛の音が聞こえてくると、とても大きな提灯と背の高い提灯の柱が目に入りました。
 
 
 着いてみると思ったよりもずっと立派な神社だし、とても賑わっています。
 「お諏訪踊り」も大きな太鼓を振り回しながら踊るダイナミックなもので、かなり迫力があります。面白いのでずっと観ていたかったのですが、集合時間があったので最後まで観ることは出来ませんでした。残念。
 

 打ち上げ花火もあるし、来年は子連れで来ようっと♪
 

 肝心の補導はというと、神社の境内から出た辺りに高校生?と思われる、女の子は素顔が分からないほどの化粧・男の子はサンダルで頭がツンツンの金~茶髪の集まりがいてタバコをふかしていました。
 この子達っていくつぐらいかなー、と思いつつ通り過ぎましたが、結局、我々の団体は誰一人声をかけることはなく、後で駐在所のおまわりさんに行っていただきました。
 「このメンバーに注意しろって言えないでしょ?」と言われ、安心したような後ろ暗いような…スッキリしない気持ちになってしまいました。いいのか!?これで。
 この程度なら、小さい子供が添い寝を待ってる母を家に帰してくれてもいいじゃん、って心の中で思ってしまいました。悪いけど(ーー;)

 さて、明日は仕事と保育園はあるけど長男のラジオ体操は休み。ワタクシもこの数日、ラジオ当番で一緒に出かけていたけれど 明日からお盆までは行かなくて済むから嬉しい~。
 仕事も休めばゴロゴロしてられるなぁ…ちょっと怠け心が働く瞬間なのでした。