アバウトなつぶやき

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掛川花鳥園

2006年06月18日 | おでかけ
 実家の両親&祖母、それからワタクシ&息子2人で掛川花鳥園へ行って来ました。
 ここは花鳥園という名前の通り、花と鳥がいっぱいのところです。園内は巨大な温室になっているので、雨の日でもオッケーです。

 初めに入った温室には色とりどりの花が咲いていました。
 

 次の温室では放鳥されています。餌を買う事ができ、餌をめがけて鳥が集まってきます。
 こんな風に餌をあげることもできるし…
 

 手を出すと留まったりもしますよ。
 

 このフロアは中央に睡蓮の池があり、これまた色鮮やかに咲いています。
 

 鳥の種類も熱帯の種類を中心に、かなりの種類の鳥が飼われています。
 これでも、ほんの一部↓
 

 ワタクシのように鳥が好きなものにはたまらない空間です。
 なんてったって、鳥たちが肩に頭にと留まってくれるのが嬉しいの♪
 でも、潔癖症や鳥の苦手な人には恐怖の空間でしょうね^^; 今時は鳥インフルエンザなんてのもささやかれてるし…。
 始終 清掃の人が水を流しながら掃除をしているので全く不潔な感じは無いのですが、鳥さんが落し物をするのは免れないわけで…実際、長男は肩に落し物をされました(笑)。
 そーゆーのが平気なワタクシ&長男は「ふーん、果物食べてる鳥ってのはフンもさらっとしていて落ちやすいねぇ。」と、冷静に感心。それすらも良い経験、と思っちゃう。
 反対に次男は「見るのはカワイイけど、咬むのはコワイ!」と、ばぁちゃんの横にしがみつきながら歩いていました。もしも落し物でもされようものなら、確実に泣きながら温室を飛び出すね、ヤツは。

 日に3回、温室の入り口でフクロウショーが行われており、飛ぶ姿を見せてくれます。
 元来フクロウは人に慣れるものでは無いそうですが、われわれが観た時間のフクロウ:テンカちゃんは園内でも珍しく、飼育員でなくても呼べばやってくるフクロウなのだそうです。
 「どなたか1人だけ、フクロウを腕に乗せてみたいという方に来て頂きましょう♪」の声に、わくわくの長男。
 立ち上がったもののもじもじしているので「ほら、手を振ってごらん」とアドバイスするワタクシ。
 ちょうどおねえさんが回ってきた時に手を振ったら「じゃぁ、こちらの男の子にお願いしましょう♪」と言われ、長男を選んでいただいたのでした~(^^)
 

 長男はもともとフクロウを腕に乗せてみたくて、有料の撮影会に参加したいと言っていたぐらいですから、これには大喜び。この後、ずーっと「ボクはフクロウショーに出られて嬉しかった!」と言い続けておりました。
 フクロウは案外重かったそうですよ。


 その後、可睡ゆりの園に寄ってきました。袋井には友人もいますが、この時期に袋井へ来た事が無かったのです。
 入り口付近から園路脇にはたくさんのユリが生えています。でも、入ったところは雑草も多くてちょっと見苦しい…。「もしやこのまま、こんな感じが続くの?」と思いきや、奥へ行くと一面を同系色で植栽されたポイントが何ヶ所もあり、とても美しい場所になっていました。
 
 この辺りまで来ると、周囲はユリの香りでいっぱいです。甘い香りに思わず深呼吸♪

 しかし、息子たちはユリよりも餌に群がる鯉のほうが気になる様子。
 

 このゆり園、確かにユリを満喫するにはもってこいの場所なのですが、広大な土地にユリしか植えられていないため、途中、一株だけ紫色のテッセンが目に入ったときは本当にホッとしました。
 やはり花園っていうのは、ある程度視点を上下させた方が美しい、とつくづく思います。バラ園なんかを考えると分かりますが、バラだけを植える場合はアーチを作ったり噴水をあしらったりしますよね?あれがなくて、ただ広大な広場にバラがベターっと植えられていると畑みたいで情緒が足りないのと同じです。
 ユリというのはどれも高さが同じようなものなので、こういう植え方になっちゃうのでしょうが、林の間をもう少し整備してユリの清楚な感じを表現する場所があるといいな、と思いました。

 この時期、静岡の掛川~袋井辺りは花の名所で賑わっています。
 少し前までは菖蒲が見頃で、まだ今週中なら間に合うとのことでした。ユリも今が見頃で、まだしばらく楽しめそうです。興味のある方は、今週末などお出かけしてみてはいかがでしょうか。
 それから、花鳥園は神戸松江にも姉妹園があるそうですから、こちらも興味のある方はチェックしてみてくださいね♪