布団

　先日テレビで「あなたの掃除は間違っている」と、アレルギー対策としてアレルゲンであるダニの死骸などを吸い込まないようにするための掃除方法を紹介していました。別に好きで見ていたわけじゃないけれど、見てしまえば気になるもの。
　その時にアレルギーのお子さんを持つお母さんが、ほぼ毎日、床に雑巾をかけ、晴れた日は必ず布団を干し、布団を干す度に掃除機をかける様子が映っていました。ワタクシ、血の気が引きまくり。こんなことやってる人って、本当にいるんだ…。無理だろ、こんなの。
　そんな心中を知ってか知らずか、ご主人さま「なぁ、長男のじんましんもアレルギーかなぁ」。
　ぎくっ。実はワタクシもそれを考えておりました。

　そこで決心。
　せめて布団に掃除機をかけるようにしよう。
　実験をもとに紹介されていたのですが、布団というのはどんなに清潔にしてるつもりでもダニはいるのだそうですね。そのダニを減らそうと思うと、ダニの世代交代を阻止することが重要なのだとか。ダニの寿命は３ヶ月。
　布団専用ローラーを使って、一枚あたり４０秒ほどの速さで週１回。それを半年続けると、ダニは激減するのだそうです。
　それから、掃除はワイパーがけで、まずほこりを取ってから掃除機をかけること。最近はサイクロン方式の掃除機もありますが、やはりほこりを巻き上げると空気中のアレルゲンは吸い取れないのだそうです。
　
　今日は日中は天候も良かったので、布団を干したり、カバーを変えたり、洗濯したり…もちろん掃除機もかけた。着物を収納している桐箪笥の引き出しまで干したぞ。そして、気づいたら夕方だった。終えた後っていうのは気持ちが良いけれど、こんなことしてるとどこにも行けないわ。
　ともかく、週に一度の「布団に掃除機」はこれからもがんばりたいと思います。