オカトラノオ

上部が垂れ下がった太い花穂を虎の尻尾に見立ててこの名前がついた植物です。
野や山、丘陵などの日当たりの良い草地に生える多年草です。
まさに垂木台地の条件に適した植物と言えるのではないでしょうか。
一面に咲いているわけではありませんが、場所によっては群落を作っています。
ネムノキやオカトラノオ、ツユクサと夏の植物が次々に咲き出しました。

本日の平成新山

本日の平成新山です。
いつものアングルより少し角度を変えて撮影しました。
今日の垂木台地は朝から雨が降り、気温も20度でした。
しかし、午後から急に晴れ間が見え出し、気温もグングン上昇して最高26度を記録しました。
外に出ると夏の日差しが痛いくらいに突き刺さり、蒸し暑い空気がまとわりつくような天気になりました。
日一日と夏が近づいてきますね。

絶景

垂木台地の魅力のひとつに平成新山を間近に見られる景観の良さがあげられます。
しかし、今日は台風一過の風景をお届けします。
連日厚い雲に覆われていたため、久しぶりの青空が輝いて見えます。
足元に見えるのは深江町や布津町です。
その向こう側には有明海と熊本が広がって見えます。
間近に見える平成新山の他にもこのような絶景が見られるのも、垂木台地の魅力です。

ネジバナ

申し訳ありません。
先日の落雷でセンターのネットワーク機器が電気をもらってしまったようです。
展示機器は無事だったのですが、インターネットのみ使えなくなってしまいました。
さて、今日の写真は「ネジバナ」です。
駐車場広場にたくさんの花を咲かせています。
似た名前にネジキがありますが、ネジキは樹木で幹がねじれています。
こちらは花がクルクルとねじれているので「ネジバナ」です。
ラン科のネジバナは、日当たりの良い芝生や田のあぜ、草地に生える多年草です。
花穂のらせん状のねじれは、右巻きも左巻きもあります。

七夕

今日は2007年7月7日、七夕です。
垂木台地の天気は雨でした。
雨が降ると天の川の水位が増して、牽牛と織女は会えないと言われています。
ですがある地方では、七夕に雨が降るのは、牽牛と織女が会うためにせばめられた天の川から水があふれてきているからだと言われています。
その土地土地で色々な謂われがあるものですが、一年に一度くらいは出会いを楽しんでもらいたいですね。

ナワシロイチゴ

垂木台地には様々なキイチゴ類が再生しています。
今日ご紹介する「ナワシロイチゴ」もキイチゴの仲間です。
山野の日当たりのよい道ばたや河原の土手などに普通に生えるこの「ナワシロイチゴ」は、木本（落葉低木）に分類されます。
5～6月に淡いピンクの小さな花を咲かせていました。
苗代（なわしろ）をつくるころに赤く熟し、食べられる実をつけます。
苗代とは・・・イネの種をまき、苗になるまで育てる田。

ホタルブクロ

昨日とは一転して、今日の垂木台地は暴風雨です。
朝9時の時点で島原半島には、大雨・雷・洪水の注意報が出ていました。
雨、風共に激しく、少し外に出ただけでずぶ濡れになってしまいます。
そこで、昨日撮影していた「ホタルブクロ」をご紹介します。
展望台にのぼる階段のわきに咲いているのを見つけました。
ホタルブクロの名前の由来は、「この花の中に子供が蛍を入れて遊んだことから」だと思っていましたが、「花の形を提灯にたとえて、提灯の昔の呼び名である“火垂る”をあてたのではないか」という説など色々あるようです。

ネムノキ

ネムノキ開花宣言です！
ようやく垂木台地のネムノキも咲き始めました。
開花を今か今かと待ちわびていただけに花開くと嬉しいものですね。
本当は開花したての美しいピンクの花のアップを撮影したかったのですが、葉や枝のしなりで分かるようにすごく強い風が吹いており、アップでの撮影は断念せざるをえませんでした。
今朝の垂木台地は気温が25度、平均風速は7m/s（最大瞬間風速11.1m/s）、雲は多いものの所々晴れ間の見える天気です。