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お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

出発

2009年02月24日 | 雑感
 映画「おくりびと」のアカデミー賞受賞は、明るいニュースでしたね。

 私は残念ながら映画館での上映を見逃してしまったので、映画に関しては何のコメントもできません。「早くDVDにならないかなあ」と切望しているところです。

 元となった青木新門氏の著書「納棺夫日記」は、15年前、ある布教使さんのご法話の中で紹介があった時、早速手に入れて拝読しておりました。

 「死」は、日常でありながら、なるべく見ないようにしている、現実から遠ざけてしまっているのが常ですが、

 仏教では、「死」に真正面から向き合っています。誰もが避けられないことですから・・・

 そして、「死」を、単なる不幸、塩をまくような「ケガレ」と思うのではなく、

 「死」を「仏(真理の覚者)」と誕生する尊い出来事と味わう。

 そう言う意味では、「おくりびと」の英訳名が「departures 」(旅立ち・出発」になっていることを有り難く思っています。
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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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そういう~ (維真尽(^^))
2009-02-24 22:08:58
仕事があるとは知りませんでした
こちらでは
親族がするのですが

各地でいろいろな風習があるんですね
返信する
快挙でしたね。 ()
2009-02-24 23:21:34
うちは「ばさま」の納棺のとき、葬儀社のかたに、まさに「おくりびと」の映画のような仕事をしてもらいました。
お若い方でしたが、丁寧で、気持ちのこもった所作でした。

そのあとからこの映画を見たので、とても身近に感じました。

返信する
Unknown (法専寺)
2009-02-25 10:48:17
維真尽さん

そちらでは、今も親族が納棺なさるのですね。
それは、すばらしい風習です!
都会のみならず、佐賀でも葬儀社の方に「おまかせ」なのが、フツーになっていますので・・・




文さん

我々中高年は、最愛の人(家族、親族、友人)を見送った体験がありますから、映画「おくりびと」は、より身近に感じ、胸にジーンとくるのだと思います。
私も早く観たいな~
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