事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

八重の桜~第三十六話「同志の誓い」

2013-09-08 | テレビ番組

Hokurikudairisensoimg02 第三十五話「襄のプロポーズ」はこちら

前回の視聴率は14.2%。もうちょっといくと思ったのにな。にしても東京五輪決定は確かにグッドニュース。めでたいけれども「(東京と)福島は250㎞離れているので安全」とか「汚染水は人体に影響ありません」とかいう話を聞くと気が遠くなる。福島県民のなかには、怒ってる人もいるだろうなあ。

あら、今回の脚本は山本むつみじゃなくて「明日の記憶」の三浦有為子が登板している。ひとりで書くのはしんどいってことなのかな。悪いことではないと思います。近ごろ木皿泉の諸作をDVDで見ているんだけど、ひとり(あそこは二人ですが)だけで続けるのは煮詰まることもあるようなので。

同志社開校をめぐるトラブル。耶蘇教への偏見が八重と新島襄を襲う。槇村(髙嶋政宏)は、八重が女紅場で働き続けるには「建前だけでも」耶蘇の教えを説くことはないと言えと迫る。あのー、槇村の立場だとわたしもこうするかも。薄汚い地方公務員ですから。しかし八重はそうしない。なにしろハンサムですから。

仮校舎を設定しようとする襄に出て行けと迫る京商人たちに、大垣屋(松方弘樹)は、「このままだと京都は東京においていかれる」と指摘。「ようこそ、京都へ」と、まるでオリンピック招致のような(笑)。こんなおもてなしの心が7年後の日本にあればいいのだけれど、経済のことだけで喜んでいるようじゃなあ。

不思議なのは役者のビリングの問題で、NHKはどうも他とは違う価値観があるみたい。西田敏行が出るときはラストに彼が出てくるのは当然。しかしそうじゃないときは稲森いずみがラストだったりするのだ。いつのまに彼女はそんな大女優に?今回は吉川晃司のあとに反町隆史。見てもらえばわかるけど、演技のレベルそれ自体が違うのに(笑)。まあ、今日は松方弘樹が出ているので彼が締めていたのでノープロブレム。「勝海舟」にしても「元気が出るテレビ」にしても、松方には日曜8時がよく似合う。「北陸代理戦争」の凄みがいつ出てくるのかとハラハラします。

眉間の青筋が消えた八重は、「会津もんがぁ!」となじる京都もんに

「会津のもんは、おどなしぐ恭順しねえのです。お忘れでしたが?」

と、アメリカンな受け答え。夫婦は同じ道を歩いてます。

今回の視聴率は15%台と読みました。なんとなく朝ドラっぽくなっているし、その朝ドラが「あまちゃん」で過激な路線をとっているのでこういうのもありかな。

第三十七話「過激な転校生」につづく。今度は少年テレビシリーズっぽいのかなあ。

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