「紅蘭」特集はこちら。
本日の特集は大町にある「おせん」。
ラーメンばかり食べているわけではありませんよ。めずらしくお蕎麦の店。学区なのでチャリで来れます。
手打ちの麺は、お世辞にも洗練されているとは言えないけれど、なんかくせになる。お昼にざるそばをいただくという、ニッポンの正しいサラリーマンらしいことをやってみたかったので、まっとうな蕎麦を食べられてうれしかった。ざる大盛り700円也。夏は麦切りとの合い盛りがおすすめか。
客はおやじオンリー。みんな「合い盛り」ってオーダーしてました。
お手伝いをしているお子ちゃまをみんなが可愛がっていて、なんかこの空間だけ違う時間が流れているみたい。
テーブルが三つ(でもそのうちひとつは店のおじいちゃんが彫像のようにすわっているので座れるのはふたつ)。こあがりがあって奥には広いお座敷。
このおじいちゃんの奥さんが“おせん”さんだったの。ふたりで創りあげた、小さいけれど穏やかで濃密な店を娘さんが引き継いでいるわけ。
読んだのは週刊現代と山形新聞。マップがないと絶対に行き着けない場所にあるので注意。酒田のそば通でここに来たことのない人はいないんじゃないかな。
ウチにやってくる業者たちは、よそからのセールスマンをまずここに連れて来ます。70点。
画像が、がまんできなくてちょっと食べてからなのがお恥ずかしい。
次回は「味好本店」