喜♪きりん

人が苦手なのに何故か販売員をしてる人の日々あれこれ

過去ドラマの旅6

2007-02-22 22:30:48 | weblog 2007~2008
【愛し君へ】 最終回です。

何はともあれ【終わりよければすべて良し】で満足だったドラマでした。
過去感想を読んで「あれっ?」と思うかもです。
実はラストシーンの解釈で大勘違いをしています。(一つは後に追記しています)

私はあの一瞬だけ奇跡が起こって【ぼやけていた俊介の眼が見えるようになった」と思ったのですが・・・

結婚式の前、右目がほとんど見えなくなってたことから考えると・・

式後→右目失明
その後左も失明と考えを改めました。
つまり左目はかろうじて見えていたのだけれど、公園で四季を見たのが最後だったと・・

後でよーく見てみると四季を見る眼は左だけだったし、階段を降りるときに一瞬止まって左足から踏み出してるし、四季が常に【右】に寄り添っていたりと、細かい演出がされていたのに気が付かなかったんですね。

私は今まで何を見ていたんだろう


さて、このラストシーン印象的な音楽に台詞無しの芝居は鳥肌が立ちました。
DVDボックスとは編集が違ってましたが断然テレビ放映時を推しますね



では最後の過去感想です。
次の日も余韻が醒めずにカラオケのお誘いを断ってしまいました。(苦笑)
リピートの嵐は今じゃあ考えられないなあ
感想はちょっとポエム入っています。(汗)


2004年六月二十八日

最終回・・・タオルを握りしめて号泣でした。
ラストの「その時」のシーンを何度も見ました。

四季に支えられながら、思い出をたどるように長崎の街を巡る俊介。

彼の目はわずかな光しか残ってなかったのでしょう。

風景を見る俊介の顔は吹っ切ったようで、とても落ち着いていました。

いつものように家の近くの公園でかすんでいる景色をみます。

奇跡がおこりました。

それは「新しい国」に旅立つ彼への最後のヒトミの力だったに違いありません。

俊介の視界が鮮やかに輝き出し、彼はそのわずかな時間を隣にいる「愛しい人」に捧げました。

この一瞬を刻みつけよう。
大好きな街と愛する君
そして・・生まれてくる僕と君の新たな命
もう怖くはない

「もうすぐだと思う」

この後二人は「解夏」への準備をはじめたのだと思います。

治療をやめ、よりいっそう絆を深めたのかもしれません。

四季の残像とともにお腹の赤ちゃんも映ったのではないか。そんな気がします。

それは二人の「未来」と「希望」

幸せな旅立ちになったことでしょう。


失明の時点で子供が宿ってたというのはあくまでも私のこうであってほしいという願望です。(四季の服がマタニティぽかったので。)
公式ページのあらすじでは、親子の写真は数年後のものらしいので、見えなくなった後で出来た子のようです。どっちにしてもいい結末だったなあ。まだ涙がでちゃうよ


2006年某月(久しぶりに鑑賞して)


最近フジッキーの前のドラマにはまってビデオを見返している。

今見ているのは「愛し君へ」

やっぱいいなあ・・

一昨年このドラマに嵌りすぎて当時の感想なんてかなりイっちゃってたけど、一番真剣に見てた気がする。

俊介の儚さや切なさに叙情的な風景が溶け合って透明感のある映像が私はとても好きだった。

このフジッキーは登場人物の誰よりも綺麗だったなあ。

目を閉じて四季と二人で歩くシーンなんて挿入歌とのタイミングがバッチリで、その姿は呼吸が止まりそうになるほど息を飲んで見入ってしまった。

ストーリー展開にはちょっと納得いかなかったけど、ラストシーンで救われた。

演出と役者の力を改めて見せ付けられた秀逸さ。

「失明」の瞬間をこれほど見事に描ききったドラマは他にない。

「その時」の心の葛藤を叫びを相手の手を強く握ることで表現した藤木直人と受け止めた菅野美穂の表情には拍手を送りたい。


愛しい人の姿を心のフィルムに焼き付ける

風景が薄れていっても君だけは鮮明なままで

強く

強く

僕の目

僕の心

僕の細胞一つ一つに

刻み付ける

君の笑顔を一生 忘れる事のないように

僕と君の「明日」は

乳白色の向こうに見えている。



また別ドラマの感想があったら掘り起こしたいと思います。
何せまともに書いたのこれだけなんでストックがない。

だらだら文にお付き合い下さりありがとうございました。





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過去ドラマの旅5

2007-02-22 00:50:40 | weblog 2007~2008
「愛し君へ」10話

最後にテレビの前でひっくり返った人も多かったのでは?

プロデューサーの視聴率稼ぎに使われたようでしたが・・呆れました。

そういや私、この人の作ったドラマ嫌いだったんだよなあ。

感想も二転三転し、この話に頭も心も振り回された様子が分かりますねえ。
ちょっと不適切な文章もありますがまあ、いい年したおばさんですんで大目に見てください。


2004年六月某日(15禁)うそ


10話見ました。
いやーどうなるか知ってはいたんですよ。でも女医の言葉にびっくり。
そーかー「衝撃」ってサブタイトルは視聴者がってことだったのね。(違います)
実は予想はしてたんですよね。ただ一番なってほしくない展開だったので複雑です。

四季はまんま聖母マリア様だったのか~。

やっぱ・・予行練習の日かなあ。あの日の四季ちゃんはやけに綺麗だったし・・俊介さんキスだけじゃあムラムラが抑えられなくてそのまま・・以下自粛(笑)

まあ、気持ちが盛り上がっちゃうと仕方ないのかも。俊介さん何も用意してなさそうだし。(おいおい)

たった一回のあやまちがぴったりはまってしまったというわけですね(なんつー表現・・すいません)

それにしても純情そのものの四季ちゃんが・・ねえ。少しは躊躇しなかったんでしょうか。だって彼は病人ですよ。彼女も衝動を抑えられなかったの?(おいおい)
納得させる画面もなく家族愛ばっかり描いてたのにいきなりこれじゃあ困ります。(朝チュンでもこの二人なら許せたのに~)



う~ん10話は三回ほどリピートしたのですが、感想がまとまらず(汗)
予告も見てきたのですが、すっきりしない。

前にも書いたんだけど、俊介の味方っていないんでしょうかねえ。

10話のお母さんもどこかそっけなかったし。手紙の書き出しなんか俊介にはグサッと突き刺さる内容だったような。

彼女は急にキャラクターが変わってしまったような感じがしたのは私だけかなあ。

なんか息子の事で人様に迷惑をかけてはいけないって気持ちが見えるような急な上京だしね。
もちろん心配だし不憫だからっていう母親の気持ちは大きいはず。俊介の嘘にも友川家にわざわざ挨拶にいって協力してるしね。

だけど、どこか腑に落ちないって顔してる。(ように見える)

もしかすると息子の行動は間違っていると思ってるからなのかなあ。
この嘘に母親自身戸惑ってるからかあとも考えられるんですけど。
それなら俊介に対しての冷たい(?)態度も納得できます。

このドラマって大事な事を台詞で全部説明しちゃうのと、視聴者に行間を読ませて想像させるのと極端な二つで構成されてて疲れちゃうとこがあるんですよね。

四季側の人達が(父さん以外)俊介を責めてるのも辛かったですよ。

だけどいくら呼び出して本音を聞き出そうとしたって言うわけないじゃないですか。亜衣なら分かると思うんだけどなあ。
もし俊介の嘘を本能的に感じた上の行動だとしても、そうするくらいなら四季に「あなたの好きな人を信じなよ」くらい言ってほしかった。(新吾は無理だろう(笑))

結局、俊介の事を一番考えてるのは諒子さんなのかなあ。
彼女びいきなのはやっぱ自分が俊介寄りだから?(その通り)

なんか愚痴になってしまったなー
裏を読めば読むほど・・・はあ~頭ハゲそう


次回で感想の旅はひとまず終わりにします。

だらだらと長い文章ですがお付き合い下さいませ。






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