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八角堂
写真は、八角堂の外観。
八角堂(はっかくどう)は、江戸時代までは石清水八幡宮の境内にあり、阿弥陀如来像がお祀りされていました。
しかし明治の廃仏毀釈で現在地に移築され、今は正法寺の境外堂宇となっています。
痛みがひどくなり、平成26年から修復が始まり、平成31年に完了。
令和元年5/25、5/26に内部が公開されました。
アクセス
京阪電車の八幡市駅から左手前方の東高野街道を南下します。
駅から約2km、右手奥に松花堂庭園が見えるあたりの右側道を進んだ、右手の階段を登ると八角堂があります。
八角堂は小高くなっている前方後円墳・西車塚古墳の円頂部に建っています。
かつてはこの中に阿弥陀如来像がお祀りされていましたが、今は正法寺の法雲殿(収蔵庫)にお祀りされています。
創建は鎌倉時代らしく、江戸時代には豊臣秀頼により再建されています。
そして明治3年、現地に移築されました。
八角堂は正八角形ではなく、正方形の四隅を切り取った形で、隅切形八角と八幡市では呼んでいるそうです。
内部は内陣の跡があるだけで、内陣の裏手にはお厨子がありました。
内部の彩色は赤、青、緑色と明治時代に移築された時のように再現されたそうですが、お堂東側の一角は、敢えて塗りなおさずそのままにしてありました。
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