京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
京都観光では最も詳しいです!
Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
長男くんの塾の問題3(理科 月の満ち欠けの周期の概算)
小学校5年生の長男くんの塾の問題の第3弾です。
今回は理科。
こういう結果は知っているけど・・・みたいな内容の裏付け問題って面白いですね。
まあ概算ではありますが・・・。
興味ある方は、順番に解いてみて下さい。
①~③までは大したことはないでしょう。
問題は④です。
解答
① これはいいでしょう。
360日で360°ですので、1日1°です。
② 27日間の地球の公転ですので、1°×27日=27°ですね。
③ これもいいでしょう。
27日で360°ですので、
360÷27=13.33 約13°です。
④ さてこれです。
ここまでの情報を図を使って整理します。
月が地球のまわりを1周したBまでは27日ですので、黒の角度Xは27°でした。
ここからさらにY日後に再度Aと同じようにCで満月になるとします。
すると赤の角度はY日の地球の公転ですので、Y×1°=Y°
また、
青の角度はEからFへのY日での月の公転ですので、Y×13°=13Y°です。
そしてここからは算数の図形。
黒の角度と赤の角度の和は、1番下の黒線と点線が平行なので、同位角で青の角度と同じになります。
よって、
13Y=Y+27
12Y=27
Y=2.25
月が地球を1周してからさらに2.25日後ですので、
27+2.25=29.25日
ということで、最も近いのはエの29.5日になります。
どうでしょうか。
ウチの長男くんは案の定、④が分からず。
理科やってるのに、同位角?みたいな(笑)。
まだまだひよっこです。
なんとなく月の満ち欠けは30日弱って知っていますが、こうして考えてみるとなんだか少し分かったような気がしますね(笑)。
「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
« 仁風庵 | 京都国立博物館 » |
大学5年生向けではありませんか("^ω^)・・・
月の満ち欠けの繰り返しを観察して考えられた「太陰暦」は誰にでもわかりやすい素朴な暦のように思えました。
われわれが当たり前のようにしている、一日を24時間、一年を12ヶ月 365日いう正確な数値をはじいた人類も凄いことですね。
この塾は、天才を育てているのですね。^^
次男もこの問題でひっかかっていました。
そりゃ、小5には難しいでしょうね。
しかしこれが出題されているのは、事実上上から2つ目のクラスで、さらに上にN(灘)クラスがあります。
関東もでしょうけれど、関西の進学塾もかなりのレベルですよね。