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東福寺27 龍眠庵
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写真は、方丈前庭。
龍眠庵(りゅうみんあん)は、東福寺の塔頭の1つです
アクセス
東福寺駅から東福寺に向かうと、退耕庵や盛光院などがあるクランクの道に入ります。
盛光院の右隣に霊源院があり、さらに先に進んで左手に曲がったすぐ左に龍眠庵があります。
通常は非公開の塔頭ですが、2022/5/3~5/5や秋の霊源院の公開の際に、一緒に公開されることがあります。
龍眠庵と霊源院は隣接しており、また龍眠庵のご住職がご高齢なので、霊源院が一緒に管理されているそうです。
龍眠庵は室町時代に檀渓心凉の隠居所として開創されました。
その後の沿革は明らかではありませんが、安土桃山時代に安国寺恵瓊が本堂などを再建しています。
龍眠庵の表門もありますが、霊源院側から入ります。
霊源院の表門を入った右正面に庫裏があります。
この庫裏外の右手を進むと、龍眠庵のとつながっています。
本堂の脇の小道を歩くと、本堂の前庭に出ます。
本堂前庭は細長く、向かって右手の奥には樹齢200年という有楽斎椿があります。
その左手には三尊石があり、下は一面の苔に松などがあります。
庭園の中央の石灯籠には割菱の紋が入っています。
割菱は甲斐武田で有名な、武田家の家紋です。
安国寺恵瓊は甲斐からやって来た安芸武田家の末裔なので、割菱の紋が入っているのではないでしょうか。
本堂は方丈の6間構造で、内陣には釈迦如来像がお祀りされていました。
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