2019年2月4日 月曜日
今日は、 「 何か 楽しい事しましょ。 」 の ひなたぱん屋のぱん遊びの日。
参加者は、 4名様。
真剣に 天然酵母のぱんの学びを得た、 伊藤先生のピッコリーノ方式の南部小麦の白生地での、 リュステック、 田舎ぱん、 ピザの取り組みをさせて頂きました。
もう20年以上前?? になりますか。。。。 職場での人間関係に疲れ果てた私は、 離職しました。
離職する前の仕事は、 福祉作業者の指導員。 障害の有る方達の仕事の取り組みで、 パンやお菓子作りに取り組んでいました。
私の偏った思い入れや 感性で、 「 障害が有る方達だからこそ、 取り組みは、 本物である事を目指したい。 」
「 パンなら、 どこにでもあるイースト使用の取り組みではなくて、 身体に優しい、 天然酵母で取り組みたい。 」 ってな、 自己満足に近い拘りの下 取り組んでいました。
けれども、 健常者同士の人間関係で、 私のココロは ダメになりました、、、、
離職した時の私は、 ココロがアンバランスな状態で、 「 今に見ていろ。 見返してやる。 」 「 見返してやる。 」 ってな 可笑しな怒りの真っ只中に居ました。
そんなココロの状態の中で 出会ったのが、 町田市にあった、 南部小麦使用のピッコリーノの田舎ぱん。 でした。
←
ピッコリーノ、 今は、 高崎に有ります。
隣町の 図書館で、 伊藤先生の本と出会い、 「 どうしても ピッコリーノで学びたい。 」 と 思ったのです。
どうしてそう感じたのかは、 「 ようわからん。 」 なのですが、 只ひたすら、 「 本物に触れたい。 」 「 本物に触れる自分でありたい。 」 と 思ったのです。
ピッコリーノの体験教室の南部小麦の白生地 田舎ぱんを 試食で頂いた時、 「 これが、 本物だ。 」 って 感じた私が居ました。
その時も、 やっぱり、 どうしてそう感じたのかは、 「 ようわからん。 」 なのですが、、、
そうして、 私の感じた 「 本物 」 は、 伊藤先生の ピッコリーノでの学びでした。
離職した私は、 パートをしながら、 家計をやり繰りして、 少しでもお金が浮く様に、 在来線で トコトコ、 トコトコ、 町田市のピッコリーノの学びに 群馬から通いました。
先立つものは 不安でしたが、 時間は、 山ほど 有りました、、、、
伊藤先生は とても厳しくて、 おばちゃん生徒の私たちは、 いつも いつも 居住まいを正し、 真剣に、 南部小麦で作るピッコリーノの白生地ぱんに向き合いました。
コルドン ブルー とか、 フランスでぱんを学んだ方達が聞くと 笑ってしまう様な学びだったかもしれませんが、 私達は とても 真剣に取り組んでいました。
同じクラスに通う仲間と、 ぱん焼きの取り組みでの試行錯誤のメールでやり取りをしては、 ( ← その頃は、 ラインなどありませんでしたので、、 )
取りつかれた様に 南部小麦の白生地ぱんを焼いていました。
苦手だった人間関係の怒りや、 仕事への不完全燃焼の思いや、 仕事を全うできない自分への怒りや etc. etc. 全てを向けて ピッコリーノのぱんに向き合っていました。
学んでは 白生地に取り組み、 白生地に取り組んでは、 学び。 研究科、 最終の学びまで 突き進みました。
そんな 心のアンバランスな私を、 主人は 黙って 見守って、 私の行動を容認してくれました。
それから 私は、 へそを食っては、 ピッコリーノ以外でも、 色々なぱん教室に通い、 ぱん焼きに向き合いました。
そうこうしながら パンに向き合っていると、 いつの間にか 「 今に見ていろ。 」 の思いも、 「 見返してやる。 」 の怒りも、
離職した事の挫折感も、 気付かないうちに 消えていました。
時間の経過。 かなぁー、、、 それだけ、 時間を費やしたのだと思います、、、
そうです。 それだけ 時間がかかったのだ。 と思います、、、
今では、 当時の怒りや 不完全燃焼の思いや etc. etc. が消えたどころか、 逆に、 今の この状態になれた事への、 「 感謝 」 さえ感じる自分になって居ました。
「 ここが 大好きなんだよ。 」 って ぱんを買いに来た時に言って下さって、
「 冬場は お仕事 少し暇だから、 ぱん焼き 教えてくれる? 」 って お声をかけてくれた 今日の参加者さんが、 ありがたいです。
試食のピザを食べて、 「 生地が、 美味しいんだよね。 」 って 言って下さる 今日の参加者さんが、 ありがたいです。
「 ひなた先生の 食べる分のピザ、 残しておきました。 」 って 言って下さる 今日の参加者さんが、 ありがたいです。
「 また、 やってくださいね。 」 って 仰って下さった、 今日の参加者さんが、 ありがたいです。
ひなたのぱん遊びの情報を、 ラインで ママ友に流して下さった 今日の参加者さんが ありがたいです。
乳幼児さんお連れの方がいらっしゃる事をお伝えした時に、 「 小さいちゃんが居てくれるの、 嬉しいよ。 」 って 仰って下さった 今日の参加者さんが、 ありがたいです。
そんでもって、 講釈ぶちの、 直ぐ 自慢太郎化してしまう、 人間魅力 不足 + ぱん力不足の ひなたぱんおばちゃんに付き合って下さった、
今日の参加者が 、
本当に 本当に ありがたく。
そうして、 ずーっと、 私の行動を 容認し、 否定をしないで受け入れてくれた主人の有り方が、 ありがたく、、、
繋がる事の出来るしあわせを感じる事の出来た今日は、 「 全ての事に感謝する事の出来る私。 」 に なる事が出来ます。
多分、 「 凄く しあわせ 」 を 感じる事が出来るからなのだと思うのです。。。
それだけ 「 ありがたく、 しあわせな今日でした。 」 と、 単純で おめでたい私は、 感じたのです。
しあわせを感じる事の出来る今日の私が、 嬉しいです。。。。