月曜日はほとんどオフィスにひとりきりなのをいいことに、
昨夜の通し稽古を聴き直しながら仕事。
聞こえてくる合唱はどれも、短く切れと言われたところはだらしなく伸び、
この言葉とこの言葉はつなげて歌うなと言われたところは見事なレガートで、
pppからffへの変化を大胆にと言われたところは徹頭徹尾フォルテ(ffにはできてない)。
自分一人たとえ完璧に歌えた気がしてたとしても、
100人近い歌劇団のなかで、なんとまぁ、かげもなくかき消されてしまっていることか。
ましてや、客席に届く歌声などは言うに及ばない。
近ごろのICレコーダーの性能が良いせいもあるのだけど、
客観的に聴くたび、なんともはや、自分のふがいなさに愕然とする。
全部ひっくるめた総体として聴こえるみんなの歌声を、
音楽のひとつのパーツとしてどうにかまとめてくれるのが、
たぶん指揮者という人のお仕事なのだろうとは思うんだけれどね・・・さて。
Verdiの名作『La Traviata』を歌えるのも、いよいよあと3回。
<残席(2階席)わずか>
区民参加オペラCITTADINO歌劇団第11期生公演
『椿姫』
2011年2月13日(日) 14:00開演
文京シビックホール大ホール
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