ヒイラギ日記 ~Holy Holly's Diary~

小粒でも ぴりりと辛い 博士な日々。

屋号?

2007-05-12 22:32:00 | ヒイラギのひとりごと

初めて歌舞伎を観た人がまず興味を惹かれるのが、大向こうさんの掛け声だろう。芝居のポイント、ポイントで、タイミングよく役者の屋号を叫ぶ、あの、熟練の合いの手だ。

歌舞伎を観に行ったら、小学生くらいの男の子が、お母さんの隣で目を輝かせて舞台を見つめていた。歌舞伎のお家の子かなぁと思っていたら、次の幕間に、

「あの、ナントカ屋ぁ~って声、かっこいいねー」

小鼻を膨らませてコーフンしていた。
これに返したお母さんのセリフが耳に入って、ヒイラギひそかに大爆笑。

「あんたのも作ってもらったら。―“わからず屋ぁ~”」

ナイス返しよ、お母さん。

さて、自分に屋号をつけるとしたら、なんじゃろ?

〝がんばり屋ぁ~〟 ―いや、ちがうな。たまにしかがんばらないからな。

〝オタク屋ァ~〟 ―イヤ、チガウナ。放浪癖モアルカラナ。

さしずめ、

〝きまぐれ屋ぁ~

てとこか。

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