・・・べくして

色々あって固有名詞は出せないけれど。

まったく無関係にあちらこちらで起こって無関係なまま続いてきためぐりあわせが、
長い時間をかけてひとつの所に集約しつつある。

出会うべくしての出会いだったり。
別れるべくしての別れだったり。
はたまた、闘うべくしての闘いへの、勝つべくしての勝利だったり。

人生というのは、そういう風にできているのだなぁと。

究極は、流されるべくしての流れ、ということだろうか。
だからこそ、自然体、てことがとても大切なのかなと思う。

一年余りの休養充電期間を、
一歩一歩踏みしめるように、
刻まれる時を一瞬一瞬かみしめるように、
いま生きている自分という刹那を大切に思って過ごしてきたけれど。

間違ってなかったなぁと、じんわり嬉しく有難く思う。
寒に耐え、じっと時を待ち、控えめに、それでいて凛と咲く、梅の花でありたい。