「そのころには僕らは引退してて、ヒイラギさんたちが最前線で戦ってるんだよね」
NPO活動への協力依頼でとある企業を訪問した帰り、
ある先生と▼タバでコーヒー飲みながらおしゃべりしてたら、
ニッポンはこれからどうなるのかというお話になった。
最も悲観的な予測でいけば、次の10年のうちに国の蓄えは底をつく。
消費税は2割に達し、革命に近い暴動が起きる。
この国のランク付けは地に落ちる――
もちろん、政府や役所で働いている人たちは勿論そこまで愚かではないから、
そうはならないように全力で戦うことになる、
というのが、先生のこのセリフの意味。
正直、かんべんしてほしいな。
それでなくても、この時代の女性に生まれついたというだけで、
闘い続けなければ職業をもってここまで生きてこれない人生だった。
ぜんぶ放り出して、闘いとは無縁の世界に行きたい。
近ごろちょっと、そういう衝動が心の奥底でくすぶっている。
でもこの国にいる限り、どこもかしこも閉塞しているような気もするな…
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