自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

恒例のカラスガイ採取に

2019-01-19 | 日記

1月,例年わたしがする野外活動があります。それはカラスガイ採取です。これまでも記事にしてきました。

ミュージアムの水槽にタナゴを飼っているので,カラスガイをどうしても探して来なくてはならないのです。この二つは生態上のペアですから。わたしがいつも採取しているところは川の上流。床面はコンクリート張りと石を並べたところ。水がほとんどないといってもよい状況です。長靴を履けば簡単に,いくつでも貝を採取できます。

 

そのつもりで出かけたのですが,川床には殻が散乱。よく見ると,サギの足跡がたくさん。サギがカラスガイの天敵であることは明らかです。サギの被害に遭った個体が相当数に上るようです。まあ10個は採取できましたが,もう少し早く出かけていた方がたのしさが倍増していたかもしれません。なにしろ,あっちのも,そっちにも,という具合にあったはずですから。

 

水の中にも殻が並んでいます。

 

生きた貝を水から上げたら,こんなに長い足を出したままでした。

 

これだけ採取。

 

水槽はにぎやかになるでしょう。