自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

トンネルの工事現場見学

2019-01-12 | 日記

隣りむらとの境にある山で,今,国道バイパスのトンネル工事が行われています。貫通間近ということで,今日,地元住民対象の見学会が開かれました。もちろん,好奇心旺盛なわたしのこと,参加しました。この種の見学会に出かけるのは初めてで興味津々。写真撮影OKということで,興味が一層かき立てられました。

参加者には安全確保のためにヘルメットが配られました。全体の説明を受けて,現場へ。砕いた岩石を運ぶベルトコンベアが伸びています。

 

トンネルの延長756m。工費15億円。その入口です。真上に,神社鳥居を真似た安全祈願のシンボルが。大きな筒はトンネル内に空気を送るためのもの。

 

トンネルは続きます。岩盤は凝灰岩。

 

とにかく巨大な機械が並びます。重機そのものです。

 

目標を定めて正確に掘削するための機器。

 

今,712mまで掘り進めているそうです。残りは44m。今日現在の到達点です。

 

人影のない最奥部。作業では,ダイナマイトで岩石を砕いていきます。

 

こうして,掘って,壁面にコンクリートを流し込んで仕上げるまでの工程をざっと見学。自動車道路として開通するまでまだ5年はかかるでしょう。地域として悲願だったトンネルです。その日をたのしみに待ちましょう。