自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ベニシジミ,冬の産付卵

2019-01-10 | ベニシジミ

1月4日(木)に産付されたベニシジミの卵を確認しました。結果,二つの株でそれぞれ卵を一つずつ見つけることができました。

一つは,虫の目がとらえていたとおり,スイバの根元に横たわるイネ科雑草の枯れ葉にありました。

 

上からも撮っておきました。

 

成虫はなにを思い,ここに産み付けたのでしょう。意図的なのか。あるいは偶然こうなってしまったのか,いずれかなのでしょう。ただ,スイバの株の根元の生えた他の草に産んだ例と枯れ草に産んだ例なら,これまでに目撃したことはあります。とてもめずらしい例です。

もう一つは,スイバの葉柄の根元近くにありました。

 

くわしく見てみると,穴が開いています。中身がありません。どうも不完全な卵のようです。

 

一例目の卵が孵るか,関心を持って観察を続けてみます。