隣りむらとの境にある山で,今,国道バイパスのトンネル工事が行われています。貫通間近ということで,今日,地元住民対象の見学会が開かれました。もちろん,好奇心旺盛なわたしのこと,参加しました。この種の見学会に出かけるのは初めてで興味津々。写真撮影OKということで,興味が一層かき立てられました。
参加者には安全確保のためにヘルメットが配られました。全体の説明を受けて,現場へ。砕いた岩石を運ぶベルトコンベアが伸びています。
トンネルの延長756m。工費15億円。その入口です。真上に,神社鳥居を真似た安全祈願のシンボルが。大きな筒はトンネル内に空気を送るためのもの。
トンネルは続きます。岩盤は凝灰岩。
とにかく巨大な機械が並びます。重機そのものです。
目標を定めて正確に掘削するための機器。
今,712mまで掘り進めているそうです。残りは44m。今日現在の到達点です。
人影のない最奥部。作業では,ダイナマイトで岩石を砕いていきます。
こうして,掘って,壁面にコンクリートを流し込んで仕上げるまでの工程をざっと見学。自動車道路として開通するまでまだ5年はかかるでしょう。地域として悲願だったトンネルです。その日をたのしみに待ちましょう。