自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

畦焼き,空き缶・空き瓶拾い

2013-02-03 | 日記

2月3日(日)節分。晴れ。午後恒例行事の畦焼きに出役。

北風が適度に吹き抜ける天気です。日差しがしっかりしていて,乾燥しています。こういう天気は畦焼きにはもってこいです。遠くの風景を眺めると,あちこちから煙が上がっています。今日はたくさんの集落で野焼き行事“畦焼き”が行われているのです。

竹筒に灯油を入れ,布を詰めて点火します。これを持って水田の畦や土手に火を放っていきます。枯れ草がよく乾いているので,一気に燃え上がります。

国道の土手には,相変わらず空き缶やら空き瓶がどっさりポイ捨て。困ったものです。それを集める担当もつくって一つひとつ拾っていきました。

そうそう,畦焼きは新芽が出やすくしたり,虫の卵を退治したりする効果がありますが,これによって農業への害虫被害ができるだけ抑えられるようにと願っています。

それと,生きものの気配の話を一つ。土手のイネ科植物が燃えている最中,舞い上がったチョウがいました。どうやらタテハチョウの仲間のように見えました。成虫態で冬眠していたのです。びっくりしたように,翅をパタッパタッと開閉しながら,風に乗って飛び去りました。突然驚かせてしまいました。申し訳ない。

春近し,です。