自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

霜柱の朝(続)

2013-02-12 | 日記

2月13日(火)。午前7時,今朝の最低気温-2.6℃。風のない穏やかな朝でした。寒さが和らいだ感じがしたとおり,霜柱はほとんどできていませんでした。

じつは霜柱の姿に魅せられて,冬はこれを被写体にして写真を撮るのもたのしいのではないかと思い始めました。それで,昨夜,霜柱ができそうな地面にジョウロで水を撒いたのです。

今朝,条件がよければ大きな霜柱を見ることができたのかもしれませんが,気象条件が揃わず期待外れでした。それでも,なんとか5mm程の氷柱ができていました。水を撒いてできた感じが,地表面になった氷の表面に現れています。いかにも,辺りの柱がつらなったといったようにくっ付いています。

近寄って撮影しました。横視野1cmの世界です。氷の表面が見事な程に滑らかに波打ちながら合体している様子がわかります。下の柱はくっ付き合ってはいますが,一本一本が独立している様が伝わってきます。灌水によって地表付近の土が一気に水を含んでしまったために,こんな凍り方をしたのでしょう。

霜柱の見せる多様な姿に,これから目を向けていこうと思います。どうぞご期待ください。そして,ご自分でも足元の霜柱をそっと観察してみてください。「ほほうっ!」と感じ入る風景が目にできるかもしれません。