10月21日に,カナブンの幼虫に関係した記事を書きました。
そのときと同じプランターで,偶然今日(11月3日)見かけたのが下写真に写ったカナブンの幼虫。頭から土の中に潜り込もうと懸命になっている様子でした。それも,からだをUの字に曲げて。それで,わざわざ地面に出てきたのはなぜかふしぎに思いました。
その場でゆっくり動くので,写真を撮るのに苦労はいりませんでした。おかげで,写真を拡大すると,透き通ったからだがの感じがよく伝わってきます。オレンジ色の気門から,白い線状の管が放射状に広がっています。取り入れた酸素と体内できた二酸化炭素を運ぶ器官なのでしょうか。
反対側から撮りました。何とか潜ろうと必死なのがよくわかります。
しばらくして行ってみると,その姿はもう見当たりませんでした。たぶん,土の中に入ってしまったのでしょう。
土の表面をよく見ると,いくつも穴が開いています。これらは幼虫が出入りした名残りなのかもしれません。調べてみようかなと思っています。