どーも、プーカプカです。
6月30日って、京都のお菓子ではこの日だけ、特別に食べるモノがあります。

水無月っていう名称で、6/30でなくとも売られていますが…
昔は、庶民は氷など手に入らなかったので、宮中の氷を真似して三角の形をした小豆入りの和菓子を食べて、季節を超えたんですね。
小豆は邪気を払う食糧としての歴史があります。
とらやの水無月は何と栄養成分表示あり
本来は小麦粉や餅粉やくず粉で白い生地で作るのですが、糖質制限中なので抹茶風味に仕上げました。
もしかしたらサイリウムを少し入れれば、ねっとり感を演出できたのかな?
伝統とか由来とか、全然無視~の生育しましたが、限りなく京都寄りに育ったのと、働き始めてからは、日本の企業って神社と繋がっているところが多いので、こういう伝統の和菓子に接する機会も。
神社と北新地(大阪の、銀座みたいな高級系歓楽街…)では、季節行事がキッチリ守られています。
なので、毎月みそか日だけに食べる和菓子とか、朔日餅というモノがあったり、年に1日だけ食べる水無月のようなものとか、送り付けられ頂いたりする
でもまぁ、この水無月と、正月の花びら餅は、わりと普通に和菓子屋でも季節商品としてチカラ入れてはるかな。

もちろん、糖質制限バージョンでございます。
シリコンの小さなケーキ型に作りました。
寒天は、自分は麺代わりに食べるので、糸寒天をストックしてますので、それをハサミでカットして、溶けやすくしました。
糸寒天や棒寒天を使用した場合は、必ずザルや茶こしで濾しましょう!!コレ絶対
粉寒天も売られているので、それだと手間も省けるかと存じます。
小鍋に、煮る材料を入れて、弱火で10分くらい、寒天を完全に煮溶かします。
溶けた(ように見えた)ら、エリスリトール等の血糖値に影響がない甘味料を入れて混ぜます。
●省略可●全体の仕上がりを美しくしたい場合
ケーキ型に小豆を敷き詰めて、煮上がった寒天液を、カレースプーン3~4杯分くらいかけて、平らにならし、氷水等で型ごと冷やします。
そうすると、ケーキ型からひっくり返して取り出した時に、小豆が偏らず透明に固まってキラキラと綺麗に並びます。
残った小鍋の寒天液に、抹茶を入れて、よく混ぜます。
※ケーキ型に先に小豆を固めている場合は、寒天液の粗熱が取れるまで待ちます。
冷めたら、ケーキ型に流し入れて、急ぐなら氷水で型ごとひやし、そうでもないなら冷蔵庫に突っ込んでおきます。
取り出す時は、ケーキ型より大きな容器に、お湯を入れて、ケーキ型の底をちょん、と尻もちつかせてやる(5秒くらいでいい)
表面だけ溶けて型を逆さまにすると、スポっと出てきます。


水無月という意味をもったお菓子として召し上がる場合は、三角の形が重要です。
そうではナイ場合は、ガッツリ、お好きな形でどーぞ
使った小豆は、コレ。百円ショップで。


全然甘くないタイプですが、豆ほんらいの甘味は感じます。
しかし百円ショップが閉店したので、今後は入手の見込みなし…
甘くない小豆は、意外と好きだと判明したので、今後は自分で煮るかな?

ささげ、というのは小さい小豆の種類?
なぜか、ゆでると小豆よりも糖質おおくなるんですが…計算まちがったかな??
100円ショップの商品は、ドライパックというのか、ほぼ乾燥豆に近い状態の仕上がりなので、茹でた成分っよりも糖質が多めなのかと存じます。
家庭で茹でる分には、日本食品標準成分表に従うしかナイよね~
今日から7月になりますが、夏のお菓子としては、手間もかからないし、いろいろとバリエーション可能なので、また作ってみてもエェかな。
あずきナシで作って、みたらし団子の時の醤油だれ(醤油+エリスリトール+水+サイリウムでトロミ付け)を掛ける変わりあんみつとか。スリゴマとおろしショウガを少し効かせてやると、自分ごのみかな。
って、どんだけ妄想
食べるモノは作るよ!←今夏はな。秋からは知らん。いまだけ限定やる気