〈ユーチューブ〉をチェックしていたら「米田哲也が万引きでつかまった」というニュースが出てきました。米田哲也投手は現在87歳とぼくと同じ学年です。阪急ブレーブスの投手になり、350勝を記録しています。金田正一投手についで二番目に多い勝ち星をあげている名投手です。西宮北口の野球場をホームグランドとする阪急ブレーブスは、そんなに強いチームではなかったけど、米田投手は多くの試合で完投していました。その米田投手が「どうして缶酎ハイ2本(303円)を万引きしたんだろう」。
〇 ぼくは倉吉東高校の3年生でふつうの生徒でしたが、夏休み前に盲腸炎になり、手術をしました。手術の予後がわるく、2学期から卒業までほとんど学校を全休しました。鳥取県は高校野球の熱がたかく、倉吉東高校も強いチームでした。同級生のチームだけにぼくは病気しながらも応援していました。
〇 米田哲也投手は境高校の野球部で評判の好投手でした。甲子園へは出場できませんでしたが、彼の速球は山陰一といわれ、阪急ブレーブスの選手になりました。そして大活躍したのです。選手のあとはコーチとして活動し、解説もしたようです。プロの選手がよくやる〈スナック経営〉をしたこともあるとか。なんで万引きして警察につかまったんだろう。87歳だから認知症になっているのだろうか。300円の缶酎ハイを万引きするほど困窮しているのだろうか。
〇 ぼくや米田投手と同じ学年で、米子東高校には「義原武敏投手」がいました。この年は米子東高校が甲子園に出ました。この義原投手は卒業後、巨人軍に入団して、投手になりました。数年間活躍して、何勝かあげました。2010年に亡くなっています。
〇 ぼくの応援するわれらの倉吉東高校も強いチームで、いい投手がいました。でも負けて、甲子園には行けませんでした。もう一人、思い出す投手がいます。小学校、中学校と同じ学校だった「種部儀康投手」です。種部投手はぼくらの倉吉東高校でなく、倉吉農業高校に進学しましたが、野球部で投手として活躍しました。試合の合い間に、木陰で同じ小学校の仲間とおしゃべりをしました。彼は倉吉農業高校野球部を盛り上げて投手として頑張ろうと、苦労した〈おしゃべり〉をぼくたちはききました。チームは弱いし、メンバーが足りなかったそうです。それで「グローブをはめて、立っているだけでいいから来い」と野球部に引き込んでチームのかたちをつけたそうです。「でもな、ボールがとんでくると逃げてしまうんや。だから三振とらんといけん。苦労するわ」とぼくたちを笑わせました。チームは大会で勝ちあがれませんでしたが、種部投手は実業団の米子鉄道局チームとして活躍し、それから巨人軍の投手になって何勝かしました。リリーフ投手で「8時半の男」として巨人軍で活躍した宮田投手の妹さんと結婚し、お孫さんはシンガーソングライター・グラビアアイドル「宮田みほ」さんとか。
〇 なんで米田投手が300円の缶酎ハイを万引きしたのか。警察にまで捕まったのか。相当に歳とった老人の写真を見るにつけ、なんとも言えない気持ちになります。
ちなみにぼくは阪神間に出てくるまで巨人ファンでした。むかしの田舎の人は野球というと巨人軍しか知りません。だから「巨人ファンは田舎者」といわれるのも無理ないかな。
ところで、今年の阪神は強そうな感じがするけどなあ。
〇 ぼくは倉吉東高校の3年生でふつうの生徒でしたが、夏休み前に盲腸炎になり、手術をしました。手術の予後がわるく、2学期から卒業までほとんど学校を全休しました。鳥取県は高校野球の熱がたかく、倉吉東高校も強いチームでした。同級生のチームだけにぼくは病気しながらも応援していました。
〇 米田哲也投手は境高校の野球部で評判の好投手でした。甲子園へは出場できませんでしたが、彼の速球は山陰一といわれ、阪急ブレーブスの選手になりました。そして大活躍したのです。選手のあとはコーチとして活動し、解説もしたようです。プロの選手がよくやる〈スナック経営〉をしたこともあるとか。なんで万引きして警察につかまったんだろう。87歳だから認知症になっているのだろうか。300円の缶酎ハイを万引きするほど困窮しているのだろうか。
〇 ぼくや米田投手と同じ学年で、米子東高校には「義原武敏投手」がいました。この年は米子東高校が甲子園に出ました。この義原投手は卒業後、巨人軍に入団して、投手になりました。数年間活躍して、何勝かあげました。2010年に亡くなっています。
〇 ぼくの応援するわれらの倉吉東高校も強いチームで、いい投手がいました。でも負けて、甲子園には行けませんでした。もう一人、思い出す投手がいます。小学校、中学校と同じ学校だった「種部儀康投手」です。種部投手はぼくらの倉吉東高校でなく、倉吉農業高校に進学しましたが、野球部で投手として活躍しました。試合の合い間に、木陰で同じ小学校の仲間とおしゃべりをしました。彼は倉吉農業高校野球部を盛り上げて投手として頑張ろうと、苦労した〈おしゃべり〉をぼくたちはききました。チームは弱いし、メンバーが足りなかったそうです。それで「グローブをはめて、立っているだけでいいから来い」と野球部に引き込んでチームのかたちをつけたそうです。「でもな、ボールがとんでくると逃げてしまうんや。だから三振とらんといけん。苦労するわ」とぼくたちを笑わせました。チームは大会で勝ちあがれませんでしたが、種部投手は実業団の米子鉄道局チームとして活躍し、それから巨人軍の投手になって何勝かしました。リリーフ投手で「8時半の男」として巨人軍で活躍した宮田投手の妹さんと結婚し、お孫さんはシンガーソングライター・グラビアアイドル「宮田みほ」さんとか。
〇 なんで米田投手が300円の缶酎ハイを万引きしたのか。警察にまで捕まったのか。相当に歳とった老人の写真を見るにつけ、なんとも言えない気持ちになります。
ちなみにぼくは阪神間に出てくるまで巨人ファンでした。むかしの田舎の人は野球というと巨人軍しか知りません。だから「巨人ファンは田舎者」といわれるのも無理ないかな。
ところで、今年の阪神は強そうな感じがするけどなあ。