古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

2本の梨=<幸水・豊水> を切って燃やしました。

2014年06月25日 01時19分59秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのうのブログで「カイヅカイブキを切る」と書きましたが、さらにネットで赤星病を調べたら、梨の生産地では「梨園の半径1,5キロメートル以内はカイヅカイブキは植栽禁止」と条例で決めているそうです。2メートル離れたところの3本を切っても、うちの庭には、道沿いに10数本のカイヅカイブキを植えています。半径1,5キロ以内となれば庭の生垣にしている家もあるでしょう。
 赤星病になっていたら「梨のほうを切る」しかありません。去年植えた、まだ1メートル足らずの苗木です。
 そう思って裏山で調べてみたら、葉っぱを一目見て「赤星病」とわかりました。今年は蕾をつけ、梨の花が咲き、「2年目でもう実がなるのか」と期待していましたが、梨はあきらめました。食べたくなったら買います。
 梨の苗木を切り倒し(直径3センチ未満の苗木です)、赤星病の木を燃やしました。そして思い立って、きょうは裏山の<笹・竹・草>を草刈り機で刈りました。竹の切り株が草に隠れていて躓いたり、斜面でよろめいたりしましたが、「危ない! 危機一髪だった」ということはありませんでした。体のバランスはとりにくくなっていますが、今年はまだ大丈夫でした。
 101歳になった母を見ていると、このところ急に歩くのがおぼつかなくなっています。
 本人に「車イスに乗ってみようか」ときくと「まんだ大丈夫!」と両腕を振り回しますが、手すりを持たねばよろめくことはよくあります。床に座り込んでしまうと、立ち上がるのに介助が必要です。だからデイサービス(週一回)に行くと「動かれるときはいつも後ろについてまわります」と連絡帳に書かれています。この半年で急に弱ってきました。「徐々に」ではなく「ガクッと」。
 運動靴をウッドデッキに出して、玄関の郵便受けに新聞をとりに出ようとしますが、そこまで。もう裏山に竹の小枝を切りに登ることは絶対にありません。
 「老いの教科書」と暮らしてるようです。自分の老いの参考にします。「ガクッと」弱るときが、ほどなくぼくにもくるのですから。
 それを見きわめて、自重するおじいさんになりたいです。
 
 
コメント
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