古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

田舎の風情に勝るものはありません。

2010年12月24日 03時34分07秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 もう丸四年が過ぎたのですね。はやいものです。
 2006年12月、ぼくたちは神戸市須磨区のニュータウンから三木市口吉川町のこの地に小さな家を建てて、引っ越してきました。
 数日前、用事があって26年間暮らした須磨の名谷に出掛けました。久しぶりでなつかしく、車でかつての我が家付近を走ってみました。名谷はきれいな街です。縦横に走る道はどれも広くて街路樹が植えてあり、それが大きくなって街は緑につつまれています。ところどころにかなり広い公園があり、植えられた木々は立派に生長して、こんもりした木立ちになっています。また車道横の歩道でなく、散歩するための専用周回道路が街づくりの段階からつくられていました。自動車の走る道路と立体交差するように設計されており、家から、横を自動車が走る一般道の歩道を通らず、歩行専用道路だけを15分歩いて駅に歩いていくことができましたし、家を出て一時間、生垣や並木のつづく歩行専用道路だけを散歩をして帰ってくることができました。
 でも田舎に暮らすようになって思います。どんな素晴らしいニュータウンでも田舎の風情には勝てないと。
 写真は代金振込みに寄った三木市細川町金屋のローソン駐車場から撮った榎です。夕日をバックに枝が張っています。根元には地蔵さんのような石が祀ってあり、花も供えてあります。この榎は姿がいいのでぼくのお気に入りのスポットで、以前にもブログで紹介したことがあります。この木にもなにかの言い伝えがあって、金屋の人たちが代々祀ってきたのでしょう。その言い伝えはわかりませんが、田んぼの中にこの木があるだけで風情(ふぜい)があります。
 そういえばうちの村のゴミステーションには、那須(の)与一の石像があります。先日老人会の先輩に教えてもらいました。高さ30センチほどの石で、風化してしまって石ころなのか石像なのかわかりませんが、ブロック塀の根元にセメントで固められて立っています。ゴミステーションなら街のほうがきれいでしょうが、石ころみたいな石像があるだけでしっとりした空気感があります。
『古希からの田舎暮らし』と題するブログですので、「どんなとことろでどんな暮らしをしているのか一度見たい」と未知の方からコメントを頂くことがあります。いつでもお越しください。コメントに連絡先を入れてください。アップ前にチェックして、連絡先の書いてあるコメントはアップしないで、こちらから場所や時間をメールか電話で連絡します。田舎暮らしに関心のある方を心から歓迎いたします。
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2 コメント

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金屋の地蔵さん (ふじわらです)
2010-12-26 19:26:18
ここは毎年、彼岸花が咲く頃に撮影しています。今年は猛暑の影響で木陰の花はいつも通り咲きましたが、一歩影から外れた花はずいぶん遅れて咲きました。写真としては作品にはなりませんでしたが、撮影に行っていつも思います。地元の方がきれいに草刈り清掃をしておられて大切にされているんだなぁって事がうかがえます。いつまでも残しておきたい風景ですね。
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彼岸花がたくさん咲きますね。 (uranoyabu)
2010-12-28 17:15:50
 書いておられるようにあの木のまわりは、彼岸花がたくさん咲きますね。いい眺めです。そういえば借りている畑に2月に植えた彼岸花は冬の葉がしっかり出ています。南の土手はわずかに歯抜けがありますが、他は15センチおきに全部出ています。今年は彼岸花が列になって咲いてくれるだろうと期待しています。
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