古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

朝、散歩をしようかな。

2012年09月27日 04時05分25秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 朝、ちょっと畑を見に行って、ついつい畑仕事にのめり込んでしまうこともあり、朝の散歩をしばらくしていません。ヨーガや瞑想、それに足首と膝の体操も中断したまま。あまり健康的ではないので、まず「朝の散歩を再開しよう」と<佐の広池周回コース>を見に行きました。
               
 4月に幅1メートル以上草を刈ったのに、入るのをためらう草むらになっています。マムシに気をつけて竹の杖で草を払いながら歩いてみましたが、途中で引き返しました。10月中旬に草を刈って、散歩コースを復活します。このコースは里と山の境目になり、野鳥がよく飛来します。道子さんが「カワセミを見た」というのもこのコースの上にある池です。
 でも『アレチヌスビトハギ』に気をつけないとこんなことになってしまいます。
               
 いまこの草はかわいい萩の花を咲かせています。でもすぐタネになり、人にくっついて広がります。くっついたら、一つ一つ手でとるしかありません。途中で畑に寄ってみたら、土手の草の中にアレチヌスビトハギが生えていました。見かけたところにまた生えてくるのはどうしようもありません。タネをいっぱい落とすのですから。でもくっついて拡散するのは防ぎたい。しっかり刈ります。
 先日ブログでふれた方のお葬式がありました。
 山の田んぼに行くためにうちの前を軽トラで通られるときは、「元気にやっとるか?」とぬくもりのある眼差しを向けていただいきました。散歩途中に土手の草を刈っておられる姿を見かけると、近寄ってしゃべりたくなりました。ご近所の葬式で出棺を待っているときも「昔は土葬だったから穴を掘って用意するのがが大変でした」と村の話をしてくださいました。どんなときも、おっとりした調子で、おしゃべりしたくなるようなあったかい空気をまとっておられました。
 なんだか穴のあいた気持ちです。自然にふさがるのを待つしかありません。
 
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