古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

『敬老会』にお招きいただきました。

2012年09月18日 03時59分52秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 あと18日で満75歳になります。後期高齢者になるまで生きてきたのです。
 今年から口吉川町の敬老会に出席できます。公民館の体育館に行ってみると、中央に老人の席が設けられ、机上にお茶とお菓子が出されます。(ペットボトルでなく、湯飲み茶碗で熱いお茶をいただけるのです。旧・婦人会の方々のご奉仕です)右に来賓席、左に主催者席、正面はアトラクションのためのステージです。
               
 来賓席には駐在所の巡査長、小学校長、中学校長、郵便局長、農協の支店長などが並び(市会県会国会議員も)、いかにも昔ながらのパターンです。こんなやり方を受け継いで敬老会をしておられる地区は少なくなったでしょうね。すべてが簡略化されていく時代ですが、守っていけたらいいなと思いました。
 大正琴、コーラス、詩舞、子どもたちの和太鼓などアトラクションをたのしみ、市長の<三波春夫(二世)を気どった歌>を聞き、みなさん、それなりに会場の空気に和しておられます。そんな中にいて、ふと「自分のキャパシティーが大きくなった」と感じました。田舎に暮らすようになったお陰です。
 サンテレビで敬老の日のニュースを見たら、「神戸市だけで100歳以上の人が850人超」とか。兵庫県全体なら何千人になるのでしょうか。そんなところに目をやらなくても、わが母・妙子さんはあと8ヶ月で100歳。みんな長生きするようになりました。
 ぼくは「何歳まで生きたいか」「生きられそうか」。90歳より先はもういい。といまは思っています。でもいざその場になったら……。

 以前このブログで奈良のポックリ寺・吉田寺(キチデンジ)のことを書きました。
おばあさん 「仏さん、お願いですよって、どうぞポックリ死なしとくんなはれ」
仏さまが出てきて手帳を見て。「予約がいっぱいつんどるでな。アッ! ここ空いとる。あさっての昼から」
おばあさん 「エエッ! ちょっと待っとくんなはれ。そら困ります」

 ま、生きてるうちはせいぜい悩むことにします。
 
 
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