古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

明けましておめでとうございます

2015年01月02日 00時30分18秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 天気予報では「曇り・雪」とあったので「初日の出」を拝むのは無理だと思っていました。しかし朝起きてみると東の空が晴れており、我が家のウッドデッキから初日の出を拝むことができました。ありがたいことです。
 午後は風が強くて寒かったのですが、村の神社だけでも初詣でしようと車で出掛けました。鎮守の八幡神社にお参りしてから「大将軍神社」にまわりました。人っ子一人いませんでしたが、「今年も毎月お参りに来ますのでよろしく」とあいさつしてきました。

 この大将軍神社の「お参りの日」は毎月16日です。ただし田植えで忙しい6月と稲刈りの10月は「お参りの日」がありません。
 近年、各村の鎮守さまの秋祭りなどは、土・日曜日にずらすことが多くなりました。しかしこの大将軍神社は16日のお参りの日を動かしません。不動です。写真のように鳥居も社殿も手づくり感があり、素朴なたたずまいです。うちの村の人々が代々神社のお参りの日を守ってきました。神社当番にあたると、勤めのある人は休みをとり、お餅をついて準備をします。

 20軒あまりの村の人たちが、秀吉の三木城攻めから400年を超えてこの神社を守ってきました。「16日のお参りの日」を守ってきました。その間には、雨の降らない年もあり、大雨に田んぼが流される年もあり、冷害の年もあり、戦争に村の男衆が狩り出されたときもあったでしょう。しかしいまもお参りの日はつづいています。
 そんな国のそんな田舎で暮らしていることがうれしい。 
 この村のすべてに「今年もよろしく」と声をかけてあいさつしたい気持ちです。
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