古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「よかたん」で柿を買いました。

2023年10月24日 20時20分25秒 | 古希からの田舎暮らし
 裏山でとれた蜂屋柿が〈干し柿〉になり、食べました。なかなかいい味です。道子さんはまだ〈干し柿つくる気〉満満です。そこで今日は渋柿を買いに〈よかたん〉に出かけました。大きな渋柿がありました。10個あまり買って、今夜の夜なべ仕事です。
 通販の干し柿用大粒の柿は『あたご柿』ですが、これは11月下旬から12月に届きます。以前は三木の道の駅で鳥取・八頭郡の「西条柿」を干し柿にしていましたが、大粒の渋柿の味をおぼえてから西条柿はやめました。
 よかたんからの帰り道に「二つ書くこと」があります。
 一つは10月20日を過ぎても三木産のブドウを売っているところがありました。蕎麦屋〈稜庵〉の50メートルほど三木寄りです。車が行き過ぎてから「いま民家の庭でブドウ売ってたな。よかたんにもなかったのに」。引き返して買いたい気持ちが48パーセントくらいありましたが、我慢して行き過ぎました。
 二つ目はバス停の「上松」あたりを通ったときです。田んぼの全面にびっしりコスモスが咲いています。エッ? 「こんなところにコスモス畑あったかなあ」と思いました。あまりにきれいなので、精米所(小屋)前に車を止めて、カメラをもって田んぼに行きました。道子さんもスマホでさかんにコスモス畑を撮っています。

 ついでに精米所(小屋)をのぞいたら、米ぬかがいっぱいあって、「持ち帰ってください」と書いてあります。道子さんが「畑にいる」というので買い物袋に入れて持ち帰りました。
 秋も深まり、いまごろはほうき草(コキア)が色づいているときですね。全国のあちこちで〈コキア祭り〉をやっています。我が家のコキアも色づいてきました。

 このコキアの色が丘全体に広がっているのは見事でしょう。でも「あー、見た見た! きれーかった」でおしまいです。ぼくたちは、もう茨城県の海浜公園に行けなくなったから「負け惜しみ」を言いますが、目の前の花を見て、丘一面の広がりを想像するうちが華です。

 
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〈黒豆づくり〉はやめます。

2023年10月24日 03時05分11秒 | 古希からの田舎暮らし
 23日のイチゴ・ネットハウスの写真です。ここでは黒豆を二条に植えていました。
  
 ミニトウガンをとり去って、道子さんは黒豆の枝豆を収穫するつもりでした。しかし黒豆はあまりできていません。有機栽培だから〈虫食い〉がひどい。ミニトウガンの根が畝の端まで伸びています。土の養分をとったでしょう。なによりも道子さんががっかりしたのは「枝豆の味」でした。おいしくない。
 先日村の方にいただいた「黒豆の枝豆」はおいしかった。「あー、黒豆枝豆の味だ。おいしい!」と食べる手がとまりませんでした。農家の方が道端で売っている黒豆もぷっくり玉が大きくて、おいしい。丹波の黒豆枝豆はモテモテです。丹波篠山の〈味祭り〉でも〈陶器祭り〉の立杭でも黒豆枝豆はどんどん売れているでしょう。ゴルフトーナメントのある三木の道端でもしっかり売れているでしょう。
 下の広い畑で黒豆をつくっていたときは40メートルの畝を二畝つくりました。畝間を広くとり、50センチ間隔で風通しをよくしました。「やっぱりうちの、有機無農薬の黒豆枝豆が一番だ」と自負していました。ある年「枝豆を送ったり、賞味してもらったりした人の数」を数えてみたら19人になりました。
 黒豆はぼくが種を播き、苗植えします。それからはムシが寄らないように、道子さんが有機のニームとか馬酔木の煎じたものとかを散布します。ぼくは、土寄せし、枝が折れないように杭を打ち込んでバンドで囲います。それでもカメムシはひどい。しかし「味はいい」。
 その神話がくずれました。〈黒豆づくり〉はやめます。
 昨日、収穫前の黒豆を全部抜いて、畝を更地にしました。ホームセンターでイチゴの苗(宝交早生)を60株買ってきました。来年のイチゴづくりのスタートです。
   
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