古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

『蜂屋柿』をとりました。

2023年10月16日 18時13分36秒 | 古希からの田舎暮らし
 道子さんが「蜂屋柿がいい色になってきたよ」といいます。行ってみるとたしかに「とりごろ」です。
 今日は高枝ハサミを使って全部とりました。

 全部で27個。この蜂屋柿の樹は神戸市西区の明幸園で7,8年前に買いました。柿の木はふつう1メートルちょっとの苗を1500円くらいで売っています。この蜂屋柿の樹は高さ2メートル超で9800円でした。「……三年 柿八年。」といいますが、何年目の樹だったか。「いい渋柿です。すぐになりますよ」とすすめてくれ、軽トラに積んでかえってきました。
 ところが竹藪のそばに植えたからでしょう。一つも実がならない年がつづきました。「植える場所がわるかった。ごめんなさい」とあやまって、寒肥だけはやっていました。ところが今年は花がいっぱい咲きました。花はつぎつぎ落ちてしまいましたが、27個は実になるまでがんばってくれたんです。
 道子さんは夜なべ仕事で、皮をむき、熱湯につけて、干し柿用にしました。蜂屋柿は干し柿の王様といわれます。我が家の柿は粒が小さいけど、これから先がたのしみになりました。
 山に登る道の途中に、2013年頃『次郎柿』の苗を植えました。この樹はまだ2メートルを超えたくらいで生長しません。「植えた場所がわるかった。水も肥料も足りないところだから仕方がない」。ところがこの10年枯れもしないで毎年葉をつけます。それがなんと! 今年は実がなっているのです。10個超とれるでしょう。これは甘柿ですから、毎日様子を見て、鳥につつかれるまえにとります。
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